親から受験生に贈る言葉|こんな言葉はいってはいけない!?
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6分
頑張る受験生には
何か言葉をかけてあげたいのが親心。
でもその言葉のチョイスによっては
受験生の神経を逆なですることにもなりかねません。
そこで私の経験から、受験生として
言われたらイラっとする言葉や
やる気になる言葉を紹介します。
受験生には「頑張ってね」ではなく「頑張ってるね」
ありがちだけど、実は言われてキツイのは
「頑張ってね」です
受験というものは、受験生にとって、
多方面からのプレッシャーがかかり、
精神的に辛いものです。
何とか合格しようと頑張るのですが、
どうにもこうにもならなくなるときがあります。
そんな時に「頑張ってね」なんていわれると
もう頑張ってるよ!!!目いっぱい!!
とイラッとするのです。
反対に言われて嬉しかった言葉は
「頑張ってるね!」。
この一言、ちょっとした違いですが
実は大きく違うんです。
「頑張ってね」がイラっとする理由
私は大学受験のとき、滑り止めも考えず、
第一希望の大学だけに専念していたため、
周りからは心配されていました。
実技もあったため、その練習にも日々追われ、
毎日がいっぱいいっぱいでした。
今までにないくらい頑張っていたのですが、
苦手な英語や実技に足を引っ張られ苦戦していました。
もう、これ以上頑張れないというほど頑張っていました。
そんななか、周りからは
「あと少しだね!」「順調?」などの言葉。
一番辛かった言葉は「頑張って!」でした。
今、自分の出せる精一杯の頑張りを、
これ以上どうするのかと泣きたい気分になりました。
周りの人の、励ましたい、
頑張ってほしいという気持ちはよくわかるし、
ありがたいのですが、
「頑張ってね!」という言葉は、
頑張ってる人にとって一番辛いものです。
人によっては、
「まだ頑張れてないじゃない!もっと頑張りなよ。」というように
捉えてしまうかもしれません。
「頑張って」というのは、
今はまだ100%の力を出しきっていないのだから、頑張れ!と
要求してるのです。
私はこの言葉でどっと疲れてしまいました。
それでも何とかラストスパートをかけようとした、
そんなとき、何気なく言われた「頑張ってるね!」。
本当に何気なかったのですが、本当に嬉しかったです。
その一言で今までの頑張りが認められたような気がしました。
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言葉をかける時はタイミングが大事
また、言葉をかける時は、タイミングも重要です。
何気ない言葉だけど嬉しかったのは、
「お疲れ様」という言葉。
私がそれを言われた時のタイミングは
受験が終わった後でした。
逆に受験勉強中に言われても安心できていないので
返って不安になります
私の家族はそう考えてか受験が終わってから
お疲れ様!よく頑張った!など言われました
「お前ならできる!」も嬉しい励ましの言葉
また、「お前ならできる!」という言葉は
やっぱり受験生に勇気や自信を与えてくれます。
勉強に行き詰ったとき
家族や仲間から言って貰ったら
とてもやる気でて自信も持てます!
他にも少し上の高校や大学受験をした時
不安になるのは当たり前。
そんな時に言われたら
不安も無くなるとは言いませんが
やってやる!頑張る!など思えると思います
ただし、かといって毎日言われても
それは安心させるというより不安にさせます。
毎日できる!と言われてたらどうおもいますか?
やらなきゃいけない
しなきゃだめだ
合格できなかったら期待を裏切る
などプレッシャーになってしまうと思います
そのあたりを自分が受験している感覚で
周りの人は言ってあげるといいと思います
最後に
頑張っている受験生は、自分のなかで
100%の力を出して頑張っています。
親や先生の期待を裏切らないよう、
そして何より自分の将来のため必死で努力しています。
そんなところに「頑張ってね!」と言われても、
満杯のコップに水を注ぐようなものです。
一気に溢れてしまいます。
だから、受験前、
いっぱいいっぱいになっている時期に
かけてもらって嬉しい言葉は
「頑張ってるね!」「お前ならできる」など
自分の力や頑張りを認めてくれる言葉です。
頑張りを認めてくれることによって、
気持ちの器が少し広くなります。
そうすると、ギリギリだった気持ちに余裕ができ、
本番までのラストスパートが可能になりました。
人は、どんなときだって、
誰かに認められてほしいという気持ちを持っています。
親として受験生に声をかけるときは
親の期待だけを押し付けるのではなく
このように子どもの頑張りを
認めるような声かけをしてあげてくださいね^^
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