梅雨バテ対策!スーパーの食材でできる薬膳の知恵で乗り切ろう
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5分
今年の梅雨は例年よりも
湿度が高い「梅雨らしい梅雨」。
そこで梅雨バテになる人も
増えてきているようですよ。
梅雨バテ対策に薬膳の知恵を
実は管理人のこまちゃんは
国際中医薬膳管理師です^^
最近話題になっている梅雨バテ対策を
薬膳の視点から紹介します。
薬膳というと、
え?生薬?漢方?苦いヤツ???
という印象を持ちませんか?
でも、実はスーパーに売っている
野菜や果物、海藻などの普通の食材も
季節や体調に合わせてたべれば
立派な薬膳なんですよ。
今日紹介するのは、
スーパーで買える気軽にできる
薬膳の知恵を生かした梅雨の体調管理のコツです。
梅雨バテの症状とは?
人間の体は、高温・多湿の
状態では体温を一定に保つため
エネルギーを消費します。
これが体にとってかなりの
負担になるのです。
その状態が長引くと自律神経の
バランスが乱れていわゆる
夏バテの症状になります。
今年は雨が多くて多湿なので
夏前ですがその症状は出てきている
ようですね。
そんな梅雨バテの症状としては
■疲労感
■なんとなくだるい
■頭が重い、眠れない
■お腹の調子が悪い
■気分が憂鬱になる
■風邪をひきやすい、
■食欲不振
などがあります。
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梅雨バテ対策の薬膳の知恵
実は東洋医学の視点から
見ても、梅雨はこうした
不調が出やすいのです。
東洋医学では、梅雨の季節は
湿度による病の元「湿邪」が
体に不調をもたらすとされてます。
じめじめした湿度が体に入ると
体のなかに余分な水分がたまり
水分の代謝を停滞させます。
水分の代謝が滞り余分な水分が
溜まってしまった場所には
不調が発生します。
頭部にたまると、頭痛になり
腰にたまると、腰痛になると
いうように・・・。
またこの梅雨の季節は消化吸収に
関連する臓器が弱くなりやすいと
言われています。
そのため、梅雨バテの症状にある
ように
■頭が重くなる
■消化器官がダメージをうけ
食あたり、下痢を起こす
という症状が起こります。
また、体の「気」が弱まるので
免疫力が弱まって、
風邪をひきやすくなったり
なんとなく憂鬱になるという
症状が出てきてしまいます。
梅雨バテ対策にもやしをたべよう!!
だから、梅雨バテ対策には
■湿気を取り除き、水分代謝を
よくさせるもの
■消化器官を養う働きをするもの
■体の「気」を補うもの
を食べるとよいとされています。
具体的なもので、スーパーで
手に入りやすい食材でいうと
≪野菜・果物類なら・・・≫
緑豆もやし、大豆もやし
きゅうり、セロリ、玉ねぎ、
チンゲン菜、ねぎ、キウイ
とうもろこし、じゃがいも
キノコ類
≪穀物・豆類≫
そば、ハトムギ、あずき、
黒豆
≪海藻類≫
昆布、海苔、わかめ、あさり
しじみ
などがいいとされています。
そう、ここで注目なのが
もやし!!!
実は「もやし」は薬膳でいうと
体のなかの余分な水分を体外に
出す働きをしてくれます。
家計の味方でもある「もやし」は
梅雨バテ対策の強い味方でも
あったのです!!!
もやしの和え物、
もやしのみそ汁、
もやし炒め
とこの時期はもやし料理を
積極的にいただくことで、
「なんとなく体が重い」
という不調が解消するはず。
ちなみに我が家は
もやしを毎日のように
食べているので、皆元気です!
また、もやしや海藻類を食べる
ときは、体を冷やし過ぎないよう
香辛料と一緒にいただくのが
おススメです。
皆様もぜひ、お試しください^^
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