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寒冷の候の意味は?いつ使う?12月中旬は使っていい?

読了までの目安時間:約 4分

初秋の候はいつ

「寒冷の候」という時候の挨拶。

「寒冷」というからには
冬の間使ってよさそうな気がするけど

ちゃんとした意味は?
いつからいつまで使っていいの?

12月中旬か下旬か、使う時期って
決まっているの?

ということで、今日は
「寒冷の候」についてまとめてみました。



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寒冷の候の意味は?


寒冷の候(かんれいのこう)」は
季節が冬になり、

寒さ、冷たさが厳しくなってきた
様子
を表しています。

注意したいのが、これは
冬の初め」の
寒さや空気の冷たさを表しているので

1月や2月はまた違うんですね。

ではどのように違うかみてみましょう。

1月の「寒さ」を表す表現

極寒の候
厳寒の候
大寒の候
厳冬の候


このように二十四節気で
最も寒くなるとされる

「大寒」(1月20日ごろ)

があるため、

1月は「寒さがとても厳しい様子
を表す時候の挨拶が使われます。


一方、これが2月になってくると
また変わってきます。


今の季節感では、

1月よりも

2月上旬~中旬くらいのほうが
寒さが厳しい
こともありますが

立春(2月4日ごろ)

を迎えることで知られるように
2月は暦の上では春の始まり。

ということで、

寒さの表現はどちらかというと

「寒さの名残」

みたいな表現になってきます。


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2月の「寒さ」を表す表現

残寒の候
残雪の候
余寒の候
春寒の候


こうして比べてみると面白いですね^^



寒冷の候はいつまで使える?

時候の挨拶
さて、「寒冷の候」が
いつまで使えるか?

ですが、

一般的には

12月中

に使う表現です。


でも調べてみると
1月の時候の挨拶として
紹介されていることもあります^^;


どっちなんだよ!


ということですが、、、^^;


実は時候の挨拶には


二十四節気に基づいていて
 使う節目が決まっているもの

 (立春の候、大寒の候、春分の候など)

と、

季節の移り変わりの様子を
 表していて、厳密には決まっていないもの

(木枯の候、短日の候、新雪の候など)

があります。


二十四節気に基づいているものは
同じ月にやってくる次の節目を過ぎた
後には使いません。


例えば、「立春の候」は2月4日頃から
つぎの二十四節気の「雨水」(2月19日頃)
までにつかうもので、


2月下旬は使わない表現なんですね。


でも、季節の移り変わりを表したもの
1か月間使っていても大丈夫なのです。


というわけで

「寒冷の候」は、季節の様子を表して

いる言葉なので、

12月いっぱい使ってもいい便利な
表現なんですよ^^


ちなみにその他の12月の
時候の挨拶は

こちらのページでもまとめています。

→師走の候はいつ使う?他の12月の時候の挨拶は?

よかったらぜひ、
参考にしてくださいね^^


今日もありがとうございました。


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