子供のおねしょの原因と対策|ママにできる3つのコツ
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6分
仕方がないことだとは思っていても、
おねしょをされてしまうと
ママはがっくり疲れてしまいますよね。
そもそも、どうしておねしょを
してしまうのでしょうか?
もしかしたら、
何気ない生活習慣や、
ママの何気ない行動が
おねしょの原因になってしまっている
のかもしれません。
子供のおねしょの原因と、
対策方法をご紹介します。
夜寝る前の水分補給
夜、寝ている間にも汗をかくため、
寝る前の水分補給は大切です。
ただ、この水分補給の仕方で、
おねしょをしやすくなってしまうことが
あるようです。
まず、冷たい飲み物を飲んでいませんか?
暑い季節になると、
冷たい飲み物が美味しくなります。
ただ、
冷蔵庫から出したばかりのお茶などは、
寝る前には冷たすぎ、
お腹を冷やしてしまいます。
寝る前には、
常温くらいの飲み物が最適です。
また、飲むものも水やお茶などにして、
ジュースなど糖分を含むものは避けましょう。
加えて飲むタイミングも少し工夫してみましょう。
寝る直前にたくさん飲むのではなく、
お風呂上りなどに十分水分補給をし、
寝る直前は少しの量にしておきます。
たくさん水分補給をしてから、
寝る前のトイレに行くまでに
少し時間を空けられるといいですね。
トイレに行きなさい!と言いすぎない
トイレトレーニングのころから、
日中のママの口癖が
「トイレ」になっていませんか?
トイレを失敗させないようにしようと
ママも一生懸命声がけしていると思います。
ただ、この「トイレ行きなさい」も、
ほどほどにした方がいいこともあります。
ママが頻繁に「トイレ」と言い、
その声がけで素直にトイレに
向かっている子は、
実は
「トイレに行きたくなったら行く」という
習慣が身に付きにくいことがあるのです。
トイレに行くタイミングが、
ママの声がけになってしまっているのです。
このことが、おねしょの一つの
原因にもなると言われています。
自分でトイレに行きたいなと思い、
そのタイミングでトイレに行くことも
大切です。
最初は間に合わないことも
あるかもしれません。
でも、それも経験です。
これくらい「いきたいな」と
思ったタイミングで行けば間に合うんだ
ということを経験から学んでいきます。
少し長い目で見てあげてください。
おもらしをされたら大変ですが、
そこはママの腕の見せ所です。
この時期だけのことと思って、
上手に声がけ、対処してあげてくださいね。
トラウマにしない
おねしょをしてしまうと、
ママががっかりする以上に、
きっとお子さんもがっかりしています。
おねしょしたくてする子はいないのです。
どうか、おねしょをしたときに
「またおねしょしたのね!」と
怒らないであげてください。
おねしょしたときに激しく怒られた子は、
そのことがトラウマになり、
寝る前に
「今日もおねしょしたらどうしよう」と
思うそうです。
そう思うことで、
おねしょに意識がいきすぎ、
結果的にそれが
おねしょの原因となっていることもあります。
昼間のおもらしと違い、夜のおねしょは
お子さん自身の意識の持ちようで
完全に改善することは難しいものです。
また、必要以上にママが焦らないでください。
おねしょの原因は、
精神的なものや冷えなど
様々な要因が関係してくると言われています。
原因はひとつではないのです。
焦って、おねしょさせないようにと
いろいろと言いすぎることも、
プレッシャーになってしまいます。
怒っても、きつく言い聞かせても、
おねしょは改善するものではありません。
ママは怒るのではなく、
おねしょの上手な対処方法を身に着けて、
さっとお片づけして、
子どものトラウマを作らないように
してあげてくださいね。
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おわりに
いかがですか?
日中のトイレは問題なく
いけるようになってからも、
おねしょが改善しないという悩みを
多く聞きます。
おねしょの原因は
お子さんによっても違います。
そのため、おねしょが改善するまでの期間も、
お子さんによって違うのです。
どうか、周囲や兄弟と比べて焦って、
責めないであげてください。
ママが焦ってしまっては、
お子さんはもっと追いつめられてしまいます。
日々の生活で気を付けられる点を
気を付けながら、
過度に焦らず、お子さんと一緒に
頑張ってみてあげてください。
(ライター 三木杏奈)
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