夏休みの宿題をやる気にさせるママの一言3選
読了までの目安時間:約
8分
楽しい楽しい夏休み、
お子さんの興味は、「何して遊ぼう?」に
つきますよね。
でも、夏休みは楽しいだけでなく、
宿題ともうまく付き合っていかなければ
ならないときなのです。
前半で遊びすぎて、宿題が山積み!
なんていうことにならないように、うまく
宿題をやる気にさせてあげたいですよね。
こう言えばきっと
お子さんが宿題をやる気になってくれる
というママの言葉を3つ、ご紹介します。
「一緒にやろう!」
毎日学校から持ち帰る宿題は、
その日に終わる量が指定されています。
そのため、
「宿題しなさーい」
でお子さんにやるべきことが伝わるのです。
でも、夏休みの宿題はそうはいきません。
1か月以上かけて
じっくり向かい合っていく宿題が、
一度に出されているわけです。
お子さんにとって、
今日、どれだけすれば
「宿題やったよ」になるのか
分からないのです。
お子さんが宿題をやる気が出ない理由は、
何をどうすればいいのか分からない
からかもしれません。
そんなときに、いつものように
「宿題しなさーい」と言われてしまうと、
何から始めていいのか、
どれだけすればいいのかと気が重くなり、
なかなか宿題に向き合えない子がいます。
そんなときは、
「お勉強タイム!一緒にやろう」と、
一緒に宿題を始めてみてください。
「やりなさい」と突き放されるよりも、
「一緒にやろう」と言ってもらえる方が、
やる気が出たりしませんか?
お子さんも、一緒にやろうと言えば、
やる気を出して始めてくれるかもしれません。
一緒にとは言っても、勉強内容をじっと見て、
指導する必要はありません。
ママはママで、
資格の勉強をしてもいいですし、
本を読んでも、
家計簿をつけていてもいいと思います。
リビングなどで、
一緒に座って何かを始めるという、
宿題に着手しやすい状況を作ってあげましょう。
そばで様子を見ていることで、
お子さんが何から始めようか
戸惑っていることや
苦手教科で苦戦していることに
気付くかもしれません。
例えば、お子さんが、
「工作の課題って、
こういうのでいいのかな?」
と気軽に聞くことができるかもしれません。
何かにつまずくと、
そこから前に進めなくなってしまう
お子さんは多いものです。
「一緒にやろう」で宿題をやる気にさせ、
一緒にいることで
つまずきから脱する一押しをして、
宿題のやる気を継続させることが
できるといいですね。
手伝わなくても、ぜひママは
アドバイザーとして
そばにいてあげてください。
「さて、10時まで頑張ろう!」
夏休みくらいゆっくりしたいものですが、
完全にだらけてしまうと、なかなか
宿題に取り掛かりにくくなってしまいます。
夏休み中は、夏休み中なりの生活習慣を
保ちたいところです。
宿題の時間を決めて、
その時間帯だけは宿題をする
というお約束をしてみましょう。
暑い日が続きますので、
時間の設定は午前中がおすすめです。
比較的涼しい時間に宿題と向き合う
習慣をつけておきましょう。
ママも、「宿題しなさい!」ではなく、
「10時まで頑張ろう」と
声がけしてみてくださいね。
終わりの見えない「宿題」という指示よりも、
「10時」と終わりが見えていて、
それが終われば遊べるんだ!と思える方が、
お子さんもやる気になりやすいものです。
夏休み前半、
好きな時間に起きて好きに遊んでしまい、
全く宿題の習慣をつけていなかった子が、
後半に焦って急に宿題に向き合うと、
それだけでストレスを感じるものです。
ただ、あまり厳密に絶対に宿題をする時間!
とは決めないであげてくださいね。
せっかくの夏休みです。
お友達とお約束をしてくることも
あるでしょう。
そんな時は、
「今日だけ特別休暇!」
「できなかった分、夕方に頑張ってみる?」
と、柔軟さを見せてあげることも
やる気の継続につながります。
せっかくの楽しい夏休みです。
宿題と遊びのバランスも、
生活の中で教えてあげられるといいですね。
スポンサードリンク
「旅行までに終わらせちゃおうね」
宿題をする時間帯を決め、
1日の中の宿題目標が決まったら、
次は長期的な全体の目標を
定めたいところです。
長期的な目標設定に必要なのは、
ご褒美かもしれません。
楽しい帰省や旅行のご予定、
できれば後半に設定してみませんか?
楽しみなイベント事までに
宿題を終わらせようという声がけならば、
ただ「やりなさい」と言うよりも
効果があるものです。
大きなイベントでなくてもかまいません。
宿題が全部終わったら、お庭で花火しよう!
もいいと思います。
お子さんが嫌な気にならずに、
「ここまでに宿題を終わらせよう」と
自然と思える標設定をしてあげられるといいですね。
そして、ママは時々、
進捗状況を確認してあげてください。
お子さんはまだ、
ペース配分が上手にできません。
一緒に状況を確認して、
このペースだと終わりそうにないねという
現状を把握させてあげることも大切です。
「まだこれだけしか終わってないの?」
ではなく、
「あと20ページ残ってるね。
目標までに終わるには、
1日何ページしないといけないかな?」
と現状を把握できれば、
お子さんも少しやる気になって
頑張るかもしれません。
また、一緒に確認する際に、
「こんなに終わったんだね」ということも
自覚させてあげてください。
やってもやっても終わらない宿題も、
こんなに終わったんだということが分かれば、
続けていくモチベーションになります。
終わったものに関しては、都度たくさん
褒めてあげてください。
おわりに
いかがですか?
夏休み、遊びたいお子さんの気持ちもよく
わかります。
ただ、前半楽しく遊んでばかりで、
後半宿題に追われて、
夏休みの思い出があわただしいものに
なってしまわないよう、
ママは上手にお子さんのやる気を引き出す、
サポーターになってあげてください。
(ライター 三木杏奈)
スポンサードリンク