不登校…小学生への対応は?1年生の不登校を克服した事例
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小学生の子どもが不登校になってしまうのは、
本当に辛いですよね。
親としては原因がわからず、
どう対応していいかわからないことも…。
うちの息子も不登校でした。
今日はその時の話を紹介します。
小学1年生の息子が不登校に…
息子が小学1年生になったときの話です。
息子の性格は、明るくてお調子者ですが、
環境が変わることが苦手で、
新しいことにも喜んでチャレンジするタイプではありません。
幼稚園も嫌いじゃないけど、
自宅で過ごすのが好きな子供でした。
少しでも外の世界を経験させたほうがいいと思い、
年長からはスイミングに通わせていました。
息子も緊張しながらも毎日わりと楽しく通学できていました。
しかし夏休み明けから一変したのです。
笑顔も見られず辛い日々
2学期の始業式の翌日あたりから、
学校でお腹が痛くなると話していました。
そこで、
「じゃ、朝の牛乳をやめようか」とか、
「風邪気味かな、お腹痛い時は先生に言うんだよ」と諭していました。
それが日を追うごとに表情がさえなくなっていったのです。
ある朝、トイレに行っていたので
朝の集団登校に間に合わず、
私が付き添って教室まで行ったとき、
担任の先生から
「最近○○君、授業中の態度も落ち着かないんですよ。
トイレにもしょっちゅう行くし・・・」
と話がありました。
その頃、乳歯がぐらぐらして抜けそうで、
舌で歯を触ると血が出てそれを飲み込むと気分が悪くなる
と本人が話してぎゃんぎゃん泣いていました。
鼻かぜもずっと引いて、もう体中調子が悪そうで、
笑顔も見られず辛い日々でした。
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日に日に状態は悪くなるばかり
次第に朝、学校に行きたくないといい始めました。
お腹が痛くなってトイレに行くと叱られる、
歯が気持ち悪い、など泣き叫んで、
登校時間の5分前になるとトイレから出てこれなくなったのです。
集団登校に間に合わなくなり、
私が付き添って登校するようになりました。
担任の先生とは朝顔を合わせた時に情報交換し、
連絡帳でもやり取りしサポートしていただきました。
やっとわかった原因
毎日状況が変わり、
一体何が原因なのかわかるまで時間がかかりました。
先生の考察は、
母子分離不安と運動会の練習が嫌だ、
この2点でした。
本人の意思を確認したくても、
まだ1年生でうまく説明できないし、
まるで誘導尋問しているかのようで、じれったく不安でした。
運動会の本番が終わりしばらくすると、
平常に戻って行きました。
最後に
学校に行きたくない!と泣かれ
食欲もなくなりやつれていく我が子を見ているのは
本当につらい日々でした。
私自身が不安に負けそうになり、
カウンセリングやアドバイスを求めました。
毎朝子供にどんな言葉をかけてあげたらよいのか、
そればかり悩んでいました。
お母さんがしっかりしなくちゃ、とよく言われました。
それはわかっているけどでも心配で不安で。。。
「子供は自分で乗り越えていく力があるよ、
子供をもう少し信じてあげて下さい。
時間はかかりますよ。」
と助産師さんからのお話が胸に残っています。
(ライター hanahana)
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