乳腺炎を防ぐ!食事のメニューや対処法のポイントまとめました
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6分
こんにちは。
今日は【乳腺炎】について書いていきたいと思います。
産後ママがなりやすい「乳腺炎」。
どんなものかご存知ですか?
実はこの乳腺炎、食事でも予防することができるんです♪
それでは、知らない方のためにまずは乳腺炎についてお話します。
乳腺炎とは?
母乳をしっかりと出すことができなくなり
乳腺といわれる、乳首から母乳を出す腺に
母乳が溜まることで炎症を起こし、
乳房自体が腫れや傷みを伴う病気です。
また、出産をしていなくてもなる場合があり、
乳輪や乳首に何らかの傷ができてしまって、
それが細菌感染により炎症を起こした場合も
上記のような症状になることがあります。
赤ちゃんを産んで
母乳が溜まってしまうことが原因の場合は、
「うっ滞性乳腺炎」と言い、
細菌感染が原因の場合は、「化膿性乳腺炎」と言います。
どちらも炎症が起きているので、
乳房の腫れ、熱、傷みが伴いますが
化膿性乳腺炎の方が膿が溜まりやすく、
重症化しやすいようです。
場合によっては乳首から
血が混ざった母乳や膿が出ることもあります。
どれくらいの人が乳腺炎になるの?
産後ママの4分の1がなると言われていますが、
重症化するのはほんのわずか。
しかし、おっぱいは赤ちゃんにとってもとても大切です。
だからこそ、乳腺炎には気をつけたいですよね。
そこで!
乳腺炎にならないために気をつけたい
食事のメニューをご紹介します★
乳腺炎にならないために気をつけたい食事
乳腺炎の予防には
「高カロリー、脂っこいもの、脂肪分が多いものを摂り過ぎない」
のが良いと言われています。
なぜかというと、食物に含まれている
脂肪分などがカスとなって、
乳腺内に残留してしまうためです。
中でも、動物性脂肪は要注意!
母乳は、ママが身体に摂りいれたものの影響が出やすいとされています。
これは血液にもいえることで、
高カロリー、高脂質のものを取りすぎると
血液循環が悪くなりますよね。
そして血管にコレステロールが溜まり、
動脈硬化などを引き起こします。
この現象と似ていて、動物性脂肪を取りすぎると
脂肪分などのカスが乳腺内に残留し、
乳腺の詰まりの原因となってしまうのです。
食事のメニューのポイント
ということで、どんな食事になるかというと
私が産院の助産師さんに
「避けるように」と言われたメニューがこちらです。
- 生クリームやアイスクリームなどの乳脂肪分の高いもの
- 脂っぽい肉、トロなど脂身の多いもの
確かに甘いものは食べたくなりますが(^^ゞ
それを除けば、実践しやすい内容ですよね。
それに、全く食べてはいけないと言うわけではありません。
あくまでも食べ過ぎに注意ということです。
妊娠中は色々制限が出ることもあるので、
食事には十分気を配りたいですね。
では、万が一、乳腺炎になってしまったら
どうしたらよいのでしょうか。
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乳腺炎の治療法は?
今回は産後ママ向けに多い、
「うっ滞性乳腺炎」についての治療法をお伝えします。
一般的には暖めてマッサージすることで「溜まった母乳」を出し、
カチカチになったおっぱいを柔らかくします。
母乳は自動的に作られるので、
まずは溜まってしまった母乳を出さなければなりません。
そうしないとおっぱいがカチカチで痛く、
泣きながら搾ることになります。
暖めたタオルで乳房全体を包み、
暖めながら、乳房の下の方からもみほぐすようにマッサージをします。
ある程度マッサージして柔らかくなってきたら、
乳首の方もマッサージをして、つまんで母乳を少しずつ出します。
マッサージのコツ
すぐに母乳がでない場合は、
もう少しマッサージを続けてみてください。
乳房が熱をもって入るときは、
キャベツの葉を乳房にかぶせるのも効果的ですよ~。
おばあちゃんの知恵袋的方法ですが
私も産後入院中に病院でやってもらいました(笑)
キャベツの葉には
熱を吸収する作用があるため、
理にかなっているのです♪
うっ滞性乳腺炎の場合は、
このマッサージにより改善するケースがほとんどです。
炎症だからといって
抗生物質を飲む必要もありませんし、
赤ちゃんにも影響がありません!
少しでも乳首から母乳が出てきたら
どんどん溜まっていた母乳を搾りだしましょう。
溜まっていた母乳ですので、
ここで出始めた母乳は赤ちゃんには与えず
捨ててしまった方がなんとなく安心です(笑)
溜まっていた母乳が出てしまったら
乳房も痛みがなくなり、
いつもの柔らかさに戻りますよ。
まとめ
いかがでしたか。
産前産後は普段と体質も変わります。
産後のトラブルもありますが、
是非赤ちゃんとのスローライフをエンジョイしてください♪
(ライター 悠唯)
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