専業主婦でも夫に家事を手伝ってもらうには?頼み方の3つのコツ
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6分
お外でお仕事をして、
家族を養っていくのは本当に大変なことです。
ご主人が頑張っているのだから、
専業主婦ならば家事は完璧にして当然!
と言いたいところですが、主婦も人間です。
疲れる日もあります。
育児で手がまわらない時期もあります。
そんな、どうしても手伝ってほしい時に、
ご主人に気持ちよく手伝ってもらえる
頼み方のコツを3つ、ご紹介します。
「手伝ってもらう」姿勢を忘れない
私の個人的な考え方として、
専業主婦である以上、
家事は、やはり主婦の役目だと思っています。
そのため、夫が家事をしてくれるのは
「手伝ってくれている」のであって、
「やって当然」ではないと常々思っているのです。
家族によって、考え方は違うかもしれません。
ただ、外で頑張って
お仕事をしてくれているご主人への、
感謝の気持ちは忘れてはいけないと思います。
そのうえで、
自分の仕事である家事をやってもらうのは、
「手伝ってもらう」のですから、
「お願い」すること、
「感謝」することを
忘れないようにしましょう。
家事に追われていると、つい、
休みの日にソファーでゴロゴロしている
ご主人が目に余ることがあるかもしれません。
そんなとき、イラッとして
「そんなに暇ならお皿ぐらい洗ってよ」と
言ってしまうと、
きっと気持ちよく洗ってはもらえませんよね。
イラッとしたら深呼吸して、
手伝ってもらうのだと思い直し、
「少し疲れちゃって。
できれば、お皿洗いお願いできないかな?」
と言ってみてください。
「手伝ってもらう」と意識を変えるだけで、
言葉も変わってきます。
上手なお願い方法は、
「家事をさせる」から
「手伝ってもらう」に意識を変えることです。
頼み事は具体的に
毎日長時間家の中にいる主婦と違い、
ご主人は家の中のことが
想像以上に分かっていません。
そのため、「少しくらい手伝ってよ」
「何かしてくれてもいいんじゃない?」
なんて言われても、
実は何をしていいのか全く分からないのです。
お願いごとは、具体的にしましょう。
「玄関前を掃いておいて」では、
ちょっと不十分かもしれません。
「玄関前の掃除をしたいの。お願いできる?
ほうきはここ、ごみが集まったら
この塵取りで集めて、
水色のごみ箱に入れておいてね。」
と、ここまで言って、
きっとご主人は動き始めることが
できると思います。
そこまで言わないとダメ?と
思うかもしれませんが、
初めて掃除をしようと思ったら、
掃除道具の場所から、
集めたごみの処理方法まで、
具体的に話さないと分からないものなのです。
実は、この小さな積み重ねが、
ご主人の経験値になっていきます。
今回のことで、ご主人は次回から
玄関前の掃除はできますよね。
具体的に説明してお願いすることで、
ご主人のできることを増やしていきましょう。
できることが増えれば、
ご主人がお手伝いしてくれることも
増えると思います。
最初は面倒でも、お願いは具体的に
を心がけてみてください。
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得意なものをお願いする
家事にも、いろいろな種類のものがあります。
たとえば、電球の交換などは、
大変さはあまり伴いませんが、
背の低い女性にはなかなか難しい作業です。
ご主人にお願いする家事は、できれば
「ご主人の方が上手にできそうなもの」を
選んでお願いしてみてください。
電球の交換ならば、
「あなたの方が背が高いから、お願いできる?」
もしお料理が得意なご主人でしたら、
「あなたの料理が食べたいから、作ってほしいな」
子どもがパパ大好きでしたら
「おむつ替え、お願いできる?パパ大好きだもんね~」
など、少し頼られている感じを
伝えられるといいですね。
我が家の主人は、
「あなたの方が力があるみたいで、
お風呂場のタイルがいつもより
きれいになるのよね。
お風呂掃除お願いできる?」
と言うと、比較的喜んでお掃除を始めてくれます。
夜、子供とお風呂に入りながら、
「なんかきれいじゃない?」
なんて言ってみたりしていますので、
少し嬉しいのかもしれません。
単純と言えば単純ですが、
やはり、人間、頼られて認められて、
褒められると嬉しいものです。
褒めて、
これはご主人の「得意な家事」
というものを作ってしまいましょう。
おわりに
いかがですか?
専業主婦にも、お休みが必要です。
でも、定休日が決まっていない主婦は、
ご主人に手伝ってもらうことで、
上手にお休みをとりましょう。
それには、感謝の気持ちと、
上手な言い回しが必要不可欠です。
上手にお願いして、そして必ず
しっかりお礼を言いましょう。
そうすることで、これからもまた
手伝ってもらえるかもしれません。
気持ちよく手伝ってもらうために、
ぜひお願い方法を一工夫してみてください。
(ライター 三木杏奈)
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