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子どものしつけで叩くのはいけないの?つい手が…の前に知っておきたいこと

読了までの目安時間:約 8分

アトピー完治するまで

日々、子育ては戦いです。

いつもニコニコ笑顔のママでいたいのですが、つい怒って叱って、後から後悔などという日々を送っている人も少なくないと思います。

育児にはどうしてもストレスがつきものです。


あなたは、子どもを叱るときに叩いたことがありますか?全くありませんか?

叩いたことがある人は、それはポリシーに基づいての行動でしたか?つい手が出てしまいましたか?

どうして手をあげてしまうのか、また、それによって子どもにどのような影響があるのか、考えてみようと思います。




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ポリシーに基づいていたら、叩くのはいいの?

夜泣き3歳の原因3
よく、

「人に迷惑をかけたときは、
叩いて教えるようにしている」

などという言葉を聞くことがあります。


親が、「こういう時は叩いてでも教えよう」と
考えたうえでの行動という場合ですね。


叩いて子どもに教えるということは、効果的なのでしょうか?


叩かれた子どもは、痛みと恐怖心、時に羞恥心を感じます。


親は、それによって次回から
同じ行動をしないようにと期待するのかもしれません。


しかし、子どもの印象に残るのは、
叩かれた事実だけ
だとも言われています。


つまり、「なぜ叩かれたのか」
ということは残らないことが多いというのです。


そのため、また同じことをして怒られ、叩かれる。


それを繰り返すことで

「こんなことをしたら叩かれる」

ということは学ぶかもしれませんが、


なぜその行動が叩かれるほど悪いことなのか?

ということは考えないまま
になってしまいます。



育児の方針はご家庭によって違います。

もし、いろいろな影響を考えてなお、
叩くという選択をする場合には、


必ず、なぜ悪いことなのかを言い聞かせる時間をもってください。


叩くというのは、子どもの行動を
一時的にストップさせる効果しかないことを
十分に理解することが必要です。


叩く=しつけではありません。


しっかり言い聞かせることがしつけなのです。



つい手が出てしまう…


前述のように、ポリシーを定めて
叩いて叱っているという人より、

つい手が出てしまったという人の方が
多いのかもしれません。


つい叩いてしまった原因は、
ストレスだということも多いと思います。


目の前で大声で泣き叫ばれる、

兄弟やお友達に意地悪をする、

頑張って作ったご飯を粗末に扱われる、


などといったとき、やはりママも人間ですから、
イラッとしてしまうものです。


そんな時に、つい手が出てしまい、

夜、子どもの寝顔を見ながら
「ごめんね」とつぶやいた人も少なくないでしょう。


つい叩いてしまうと、ママも後悔して
落ち込むものです。


「つい手が出てしまう」の影響は
それだけではありません。


先ほどお話しした通り、
子どももやはり、ショックを受けるものです。



つい手が出てしまう、の怖い波及効果

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それだけではありません。


双方に良いことがないうえ、
あまりに繰り返していると、

ママの感覚が麻痺してしまう可能性もあります。


気付いたら、前より叩いてしまうことが
多くなっている
かもしれません。


そうなってくると、子どもも
「何かしたらママに叩かれる」と思い、

いたずらを隠したり親の見ていないところで
悪いことをする
ようになるかもしれません。


叩かれた印象しか残っていない子どもは、
「叩かれない」ための手段を考えるようになるのです。


つい手が出てしまう状況は、
ママのストレスに関係してくることもあり、

一貫性がないことも特徴ですので、
子どもの混乱を招きます。


このように、何も良いことがない
「つい叩いてしまう状態」


これを回避する方法はないのでしょうか?



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つい手が出てしまう!を止めたい


つい叩いてしまいそうになったとき、
こんな方法を試してみてはどうでしょうか。


1.安全性を確認して、子どもから離れてみる

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イラッとした気持ちをおさめるには、
少し時間をおくことが一番です。


人間の怒りの感情は20~30分もすれば
おさまるとも言われていまsう。


イライラが止まらなくなったら、

家の中でしたら、安全であることを確認して、
違う部屋に行ってみてもいいかもしれません。


怒られる!と思っていた子どもも、
少し時間をおくことで

自分の行動を振り返ることができるかもしれません。


そして、ママの怒りが少しおさまってから、
何がいけないのかを説明してあげてください。



2.小さめの声で怒る


意識的に、小さめの声で怒るように
心がけてみてください。


ママの大声での怒声は、
ときにママ自身の怒りも増幅させます。


大声で怒っていると、どんどんイライラしてくるのです。


意識的に小さめの声を出すことで、
ママ自身も少し冷静でいられるかもしれません。


泣き叫ぶ子供に、大声で怒鳴るママでは、
双方混乱したままです。


怒るときに大声を出さない癖を
つけてみるといいかもしれません。



3.叩いてもまた繰り返すと自分に言い聞かせる



叩いて教えても、きっときちんと理解せずに、
また繰り返すものだということを
自分に言い聞かせてください。


怒っているときはそこまで冷静に
考えられないかもしれません。


叩いても、しつけにはならない、

叩いた分だけ子どもはママを
怖がってしまうだけ
だと


日常から思っておくことが大切です。



まとめ

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いかがですか?

子どもを叩きたい親はいないと思うのです。


わが子の成長を思うばかり、
つい感情的になってしまいます。


最近、つい叩いてしまったなと
後悔したママは、

一度、赤ちゃんの頃の写真を眺めてみませんか?


こんな小さい時があったんだと思うと、

元気に成長してくれただけでありがたいと、
少し優しい気持ちになれるかもしれません。


日々、育児に家事に、ときにお仕事にと
頑張るママですが、

精神的に頑張りすぎないよう、
自分に合った怒りをおさめる方法を見つけてみてください。

(ライター 三木杏奈)


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