子供の教育資金を賢く貯める方法|タイプ別おすすめの貯め方はコレ
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お子さんのこれからの教育費、
貯めていますか?
実際、どのくらい必要なのか、
どれくらいの時期までに
貯めておけばいいのか、
先はなかなか見えないものです。
お子さんの成長に伴って
必要になってくる教育費、
その時になって慌てないために
賢く貯めるコツをご紹介します。
1:まずは目標設定
お子さんに必要な教育費は、
各ご家庭の教育方針によって
大きく変わってきます。
私立に行くのか、公立でいくのか、
塾には行くのか。
大学は一人暮らしをするのかなど、
選択によって必要な額は違います。
ご主人と、
現段階で思う大まかな進路を
話しあってみましょう。
なんとなく意見が一致したら、
目標金額と目標時期を設定します。
一般的には、
受験などが関わってくることが多い、
中学校卒業までを目標にすることが
多いようです。
先のことはわかりませんが、
漠然とでも目標があることで、
貯金を始めるきっかけをつくりましょう。
貯める方法を考える
なんとなくの目標が決まったら、
貯蓄方法を考えましょう。
あなたはどんなタイプですか?
コツコツ型?
つい使ってしまう派?
忘れっぽいタイプ?
ご自身のタイプに合わせて
貯める方法を考えてみましょう。
コツコツ型
コツコツ型のあなたは、
ご自身の采配で貯蓄が可能でしょう。
お子さん名義の口座を作って、
毎月もしくは毎年、
定期的にご自身で貯蓄していきましょう。
この方法の一番の利点は、
急な予定変更に対応できることです。
突然、
中学受験をすることになるかもしれません。
塾に通いたいと言われるかもしれません。
そんな予想外の事態にも、
一番対応がききます。
ただ、自由がきくぶん、
ご自身の計画性と実行力が必要となります。
計画性と、
使い込まないという意思の強さに
自信のある方におすすめの方法です。
つい使ってしまう派
貯蓄が苦手で、
お金をつい使ってしまって
なかなか貯まらないという人には、
定期預金、学資保険がおすすめです。
毎月決まった額を積み立てていきますので、10年後や15年後など、
目標時期に合わせた貯蓄が可能です。
この方法の最大の利点は、
満期になるとまとまった額を
支払ってもらうことができる点でしょう。
契約内容によっては、
支払額を上回る還付があることもあります。
しかし、その反面、
急な計画変更には注意が必要です。
学資保険などでは、
満期に満たない場合
元本割れしてしまうことも珍しくありません。
急な出費にも耐えられるように、
教育費と別に、ある程度の
貯蓄をしておくことをおすすめします。
また、定期預金も引き出しが
可能であるため、
絶対に使わないという決意をもって、
生活費の補てんなどに
使用しないようにしましょう。
無理のない積立計画を立てることが、
継続のカギです。
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忘れっぽいタイプ
忘れっぽく、
本当に貯蓄が不安だという人は、
給料天引きの一般財形を始めてみましょう。
毎月のお給料から
自動天引きになりますので、
貯蓄しようと思わなくても、
自然と貯蓄ができるのが嬉しいポイントです。
住宅財形の場合には、住宅費用以外に使用すると
課税対象になります。
また、契約内容によっては、
開始数年間は元本割れしてしまうものも
ありますので、契約するときに
内容をしっかり確認することが大切です。
教育費に使用すると決めている場合には、
一般財形で契約をすることをおすすめします。
計画的に、継続的に
教育費の貯蓄は、
計画的で継続的であることが大切です。
赤ちゃんが生まれてすぐは
意気込んで貯蓄したけれど、
その後失速してしまったという声を
よく聞きます。
少しずつでも、
継続的に積み立てていくことが
貯蓄成功のカギです。
絶対にしてはいけないのが、
急な出費の際に、
「少しだけ」と言い訳して
教育費を使用してしまうことです。
住宅購入や車の買い替えなど、
大きな出費の際に、
教育費を使い込んでしまわないよう、
教育費は貯蓄とは別と
しっかり認識しておきましょう。
おわりに
いかがですか?
子供が大きくなるにつれて、
いろいろなことに
お金がかかるようになってきます。
子供が進みたい進路を見つけたとき、
やりたいことを見つけたときに、
親としてサポートしてあげられるよう、
教育費はしっかり貯めておきたいものです。
他にも子供の教育資金については
こちらの記事でも紹介しております。
→子供教育費は貯金じゃ足りない!?今日から始めたい3つの賢い貯め方
ご自身のタイプに合わせて、
計画的に無理のない教育資金の準備を始めましょう。
(ライター 三木杏奈)
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