年越しそばの意味は?って子供に聞かれたら、こう答えよう
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大晦日に食べる、年越しそばは
一年を締めくくる大事な行事。
皆でお蕎麦を囲んでいると、
不意に子どもが聞いてきます。
「ねえ、どうして年越しそばを
食べるの?」
ん?そういえば、
細く、長いおつきあいをって
ことだけど、、、あれ?
これじゃ物足りない^^;?
ってことで今日は年越しそばの
意味を調べてみました。
年越しそばの意味と歴史
昔は毎月食べていた?!
年越しそばは、江戸時代から
その歴史があったとされています。
元々は毎月末に
三十日蕎麦(みそかそば)
として食べていた習慣があったんですって。
そばに込められた意味
そばは細く長いため、
長生きできますように
という意味で食べられたり、
金粉や銀粉を集めるために
そば粉が最適だったことから
金運を呼び起こす縁起がいいもの
として意味されたり。
その他にも、
風や雨に打たれても
その後の晴天で日光を浴びると
元気になることから
健康になるように
という意味があったそうです。
すごい!
おそばってこんなに縁起のいい
食べ物だったんですね!
年越しそばの特別な意味
そんなふうに毎月食べられていた
そばですが、特に年末は、
そばが五臓の毒に効くと
信じられていたことや
そばが切れやすいことから、
「一年間の苦労などを切り捨て
翌年に持ち越さないように」
という願いが込められて
いたそうです。
また、家族の縁が末長く続くように
という願いを込めて
食べていたという説もあります。
というわけで、「そばを食べる」
ということには、いろんな願いが
込められていたんですよ^^
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マメ知識
しかし、そばは高級品であったため、
庶民はなかなか口にすることは
できませんでした。
代わりに、うどん打ちが盛んで、
よく釜揚げうどんを食べていたようです。
年越しそばの食べ方は?
そんな年越しそばですが、
日本各地で年越しそばの食べ方は
いろいろあるようです。
大晦日に食べることが一般的ですが、
年が明けて元旦に食べる地域(会津地方)
旧正月に食べる地域、
他にもうどんを食べたり
そばはそばでも沖縄そばを食べるなど、
文化や歴史で定着している麺を
食べる地域があります。
具材も様々で、ネギと蒲鉾、
大根おろしをつゆで味付けしたものを
そばにかけて食べたり、
鰹節をかけて食べる地域もあります。
私の地域では、とろろ昆布を
のせて食べたりもしています!!
上に述べたような、時期をずらして
そばを食べている地域は、
大晦日にはそばを食べずに
鮭や鰯などの魚料理やお節など、
別の料理を食べているようですね。
まとめ
年越しそばの意味を知ると、
年越しそばの味もまた一味、
違ってきます。
子どもにこんな説明をしたら
いつもは
「おそばきらーい!」
といって食べない我が子も
「健康になるためにたべる!」と
頑張って?たべていました(笑)
おそばを食べる習慣とともに
その意味を伝えていくことも
また大切なことなんですね^^
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