おせち料理の意味と由来を簡単紹介!いわれを知れば味も違うかも
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お正月に欠かせない
おせち料理。
そのおせち料理には
1つ1つ意味が込められています。
料理に込められた意味や
昔の人の思いを知ると、
味も少し変わってくるかも!?
ということで今日は、
料理に込められた意味や願いを
簡単にまとめてみました^^
この記事の目次
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おせち料理の由来とは?
お正月に定番のおせち料理、
そのおせち料理の原語は
「五節句」からきています。
五節句とは
人日・上巳・端午・七夕・重陽
と一年の中で五回ある節句のこと。
元々は神様へお供えをする料理でしたが
今ではお正月の料理、
おせちとして日本全土に広がっています。
おせち料理は大晦日のうちに
重箱につめて神様にお供えし
一晩おいて年明けに皆で頂くことが
習わしだと知っていましたか?
これには神様のお下がりを頂く
という意味があるんですよ。
また、おせちの具材一つ一つにも
意味合いが込められています。
では、代表的な物をご紹介しましょう。
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おせち料理の意味1:「紅白かまぼこ」
まずは、「紅白かまぼこ」です。
かまぼこは日の出を象徴するもの
とされています。
また紅白の紅はめでたさと慶び、
白は神聖さを表しています。
おせち料理の意味2:「伊達巻」
次に「伊達巻」。
これは江戸時代に伝わった
カステラ蒲鉾が、
伊達者(シャレ者)達のきていた
着物に似ていたため伊達巻と
呼ばれはじめました。
伊達巻に昆布巻と、おせちには
何かと「巻いたもの」が多いですよね。
これは昔は大事な文書や絵は
巻物になっていたことに由来します。
だから神様に捧げる料理だった
おせちには「巻いた物」が
多く入っているんです。
おせち料理の意味3:「栗きんとん」
次も定番「栗きんとん」。
こちらは、金色色に輝く
財宝にたとえられ、豊かな1年を
願う意味合いがあります。
栗は山の幸の代表格で
昔から「勝ち栗」と言って
縁起が良いとされてきたんですよ。
おせち料理の意味4:「黒豆」
そして「黒豆」。
私も大好きなものです^^
これは、「豆」は丈夫や健康を意味し
「まめに働く」と言う
語呂合わせから入っています。
私の実家のほうでは、黒豆でなく
「花豆」を使ったりしますが
「豆」という点では同じですね^^
おせち料理の意味5:「昆布まき」
そしてまた巻物で「昆布巻き」。
こちらも語呂からきていて
「喜ぶ」にかけているんです。
昔の人は、なかなか語呂合わせが
好きだったようですね^^
昆布は、正月の鏡飾りにも用いられ、
一家発展の縁起ものとされています。
おせち料理の意味6:「かずのこ」
そしてお寿司屋さんなどでも
大人気の「かずのこ」ですが、
かずのこはニシンの卵です。
二人の親つまりニ親(にしん)から
多くの子が出るから、
子宝に恵まれるようにという意味で
おせちに使われています。
おせち料理の意味7:「えび」
こちらも定番の「えび」。
子どもたちには大人気の食材です。
えびは姿を見ると、長いひげをはやして
腰が曲がっています。
これから連想して、髭が伸び
腰が曲がるまで長生きできるようにという
願いが込められています。
これも、お正月飾りやおせちには
欠かせない食材ですね。
まとめ
このように、昔の人は
おせちの食材一つ一つに願いや
祈りを込めていました。
そしてそれが神様に届くように、
神様にお供えをしてから、
自分たちで食して一年間の始まりを
迎えていたんですね。
食材一つ一つの意味を
考えながら食べると、
今年のおせちはより一層美味しく
思えるかもしれませんね。
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