犬が散歩を嫌がるときの原因と対処法|できることから少しずつ♪
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4分
ミニダックスのメスを飼っています。
事情があって飼えなくなった人から
譲ってもらった犬です。
前の飼い主は、昼間は仕事をされていて、
その間ずっとマンションにほったらかしでした。
性格がとても臆病で引っ込みじあんでした。
散歩なんて大嫌い!
そんな状態からでも散歩ができるようになった
方法をご紹介したいと思います。
我が家にやってきたときの状態
とにかく人と犬に慣れていない様子で
警戒心も強く懐くまで時間がかかりました。
今も室内飼いで、鎖はしていませんので
自由に動けて散歩の有難みもないし、
外には怖い人間や犬だらけ。
寒いし暑いし、
足が濡れるのも嫌だし。
といった様子で、
とにかく散歩を嫌がっていました。
散歩用のひもを見たら逃げ回るアリサマでした。
まずは「抱いて運ぶ」お散歩から
しかし、このままでは社交性も身につかないし、
運動不足気味で太ってきたし、
いろんな意味でダメだと思いました。
どうやったら散歩に積極的になるのか考えました。
まず、どうやら「行く」のはイヤなのですが、
「帰る」のは好きなようでした。
とにかく遠くまで犬を抱いて持っていき、
腕から降ろすと、犬はただひたすら一目散に
家に向かって歩いて行くのです。
とりあえず、そこからスタートしました。
途中、水たまりがあると立ち止まり、
抱けと言わんばかりにこちらを見上げるのですが、
それは無視しました。
ただし声はかけています。
「足が濡れても大丈夫だから行きなさい」とか。
ごほうび作戦は効果アリ!
そして、だんだん距離を伸ばすとともに、
あるベンチのところで
おやつをあげるようにしました。
散歩に行くといいことが起きる、
と思わせるためです。
これはかなり効果があり、
家を出るとまっすぐにそのベンチに向かうようになりました♪
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他の犬とコミュニケーションをとる練習も
その後、他の犬ともコミュニケーション
させるようチャレンジしました。
まずは小型犬からスタートし、
相手の飼い主にお願いしお互い
腕に抱いた状態で少しずつ近づいていきました。
何度か顔を合わした後で、やっと
下ろした状態で近寄らせることができました。
ここまで来るのに実は半年以上かかっているので、
本当に大変でした。
でも、このあたりから家に来たお客さんに
対する態度も変化し、歯をむき出して怒るような
こともなくなってきました。
その後は大型犬にも寄って行かせました。
中型犬はハードルが高く難しかったです。
今も(それから2年)中型犬にはあまり
寄って行かず、逃げることもあります。
最後に
どんなときでも、とにかく、大丈夫やで、
と声掛けをし、焦らず徐々に散歩に行くように
仕向けて行きました。
できることを見極めて、そこから少しずつ
慣らしてあげるようにするといいみたいですよ。
(ライター Angy)
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