自然卒乳をスムーズにするための5つのチェック!
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自然卒乳をスムーズにするコツ、知っていますか?
赤ちゃんから幼児に成長する過程で、
一つの区切りといえるのが母乳、
おっぱいからの卒業ですよね。
昔は「断乳」と呼ばれ、
お母さんが一方的におっぱいを断つという考え方でしたが、
最近は「卒乳」という呼び方が定着し、
赤ちゃんが自分からおっぱいから卒業していく「自然卒乳」という考え方に変わりました。
今日はそんな自然卒乳をスムーズにするコツを紹介していきます。
この記事の目次
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自然卒乳の時期は?
卒乳の時期は、人それぞれですが、
目安としては
離乳食が完成してくる1歳から2歳
になる前にできる子が多いようです。
大人と同じようなものを
食べられるようになってきた頃が目安になります。
3歳になっても飲んでいる子もいるようですが、
栄養的にはすでに必要が
なくなっている時期ですので、
2歳頃までには卒乳できるといいですね。
では、自然卒乳をスムーズにするためには何が必要なのでしょうか。
色々な考え方がありますが、
まずは5つのチェックをしてみましょう。
チェック1:ママの心の準備はできた?
1つ目は、お母さんのほうに、
おっぱいをあげなくなるのは
ちょっと寂しいという気持ちがないか、
のチェックです。
赤ちゃんに母乳をあげている時間は
何とも言えない母子のつながりを
実感する時間でもありますよね。
でも、おっぱいでなくても、
ぎゅっと抱きしめたりすることでも
愛情の交換はできます。
お母さんのほうは赤ちゃんの
自立を寂しく思うのではなく、
自然な形で促していくことが理想的です。
チェック2:離乳食を食べている?
2つ目は、赤ちゃんの離乳食の
ペースのチェックです。
母乳で栄養をもらっていた赤ちゃんが、
食べ物から栄養を取るようになるわけですから、
無理に促しても、
栄養が足りなくなってしまいます。
離乳食をしっかり食べられるようになっているか、
食べ物に興味を示してくれているか、
その様子で卒乳のタイミングを決めると良いでしょう。
チェック3:他の手段で水分補給はできる?
3つめのチェックポイントは
お水やお茶など他の手段で
水分補給することができるか
です。
母乳は栄養ももちろんですが、
水分補給が重要な要素になっています。
母乳に代わる赤ちゃんの水分補給には、
お水やお茶がいいですが、
一度も飲ませたことがないということになるとちょっと心配です。
ちょっとずつ卒乳を始める前から
ならしておきましょう。
ジュースはくせになると大変なので
なるべくこのタイミングで与えるのは
やめておきましょう。
ただ、甘みで赤ちゃんが満足することもあるのは確かです。
離乳食で果物をあげていると思いますが、
赤ちゃんが口さみしいときに、
果物をあげるくらいだったら、
スムーズな卒乳を促す手助けになるでしょう。
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チェック4:母子ともに健康?
4つ目のチェックポイントは
母子ともに健康かどうか
です。
お母さんのほうは、
母乳をあげなくなると乳腺が張ってきたりしますが、
健康であれば、その変化にも
対応しやすくなります。
赤ちゃんものほうも、当然、
新しい栄養補給方法に変わるわけですから、
胃腸にも負担がかかります。
すぐに慣れていくので大丈夫ですが、
健康な時に始めるのがいいでしょう。
チェック5:コミュニケーションはとれている?
5つ目はとっても重要!
しっかり赤ちゃんに話しかけているか、
です。
突然勝手にお母さんが卒乳を始めて、
突然おっぱいを飲めなくなっては、
赤ちゃんは戸惑うだけです。
断乳と変わりありません。
言葉はわからないように思っても、
1歳頃にもなると、
しっかり話や気持ちを受け取っています。
おっぱいがなくても大丈夫だということ、
美味しいものを食べようということ、
赤ちゃんにしっかり話してあげましょう。
だいたい、1週間前からは、
その準備期間として、
赤ちゃんにも心構えをさせてあげることが大切です。
話しかけていると、
本当にびっくりするくらい
すんなりおっぱいを卒業することができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんがおっぱい大好きだったりすると
「うちには自然卒乳なんて無理そう…」
なんて思うかもしれませんが
自然卒乳は決して難しいものではありません。
特に5つめの「コミュニケーション」を
しっかり行うことで
赤ちゃんも納得して卒乳ができるのです。
赤ちゃんとママの心と体の準備をして
気持ちよく卒乳できますように
少しでもお役に立てれば幸いです。
(ライター mrsw)
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