カキツバタとアヤメの違い見分け方
読了までの目安時間:約
4分
カキツバタとアヤメの違いは
素人では判断が難しいところ。
しかしよーく見比べると
違いも見分けられるように
なります。
この記事の目次
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ちょっとした雑学で女子力アップ!
「これはアヤメ」
「これはカキツバタ」
と見分けられるようになると
オトナ女子としての偏差値
アップ?な感じですよね。
その見分け方を紹介します。
写真を見比べてみましょう。
実際の写真を見比べてみると
違いがよくわかります。
これがカキツバタ
こっちがアヤメ
見分け方のポイントは、
花の中央部の模様です。
カキツバタのほうは、白くて
スーッと一本入っているだけ。
花弁も紫いろの部分が多い
シンプルな感じです。
一方アヤメは、白い網目模様が
はっきりしています。
この模様の部分の大きさが
見分けるポイント。
スーッとしてたらカキツバタ。
白い網目模様が広がっていたら
アヤメ。
ということで見分けがつきます
ので、これからはあなたも
ちょっと素敵なオトナ女子に
なれます。
ちなみに、その他にも葉や、
生育地で見分けもつきます。
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カキツバタの葉と生育地
葉はアヤメよりも幅が広く
よく目立ち、湿原に生える。
カキツバタはアヤメの仲間では
最も水湿を好み、水のない場
では育ちにくい。
アヤメの葉と生育地
葉はスーッとのびた感じで
ずんぐりとはしていない。
排水のよい草原に生える。
でも葉は微妙な差。
やはり花の模様で見分けるのが
コツです。
カキツバタのことわざ~豆知識その1
ちなみに、カキツバタを用いた
ことわざもありますね。
【ことわざ】
いずれ あやめか かきつばた
【意味】
どちらも優れていて、選ぶのに
迷ったり、順位をつけ難いこと。
菖蒲も杜若もアヤメ科の多年草で、
どちらも甲乙つけ難い美しさであり、
形状などが似ていて、区別が
つけにくいことから。
カキツバタの和歌~豆知識その2
カキツバタを用いた和歌で
有名なのが、伊勢物語です。
作者は在原業平。
在原業平は、身分違いの女性に
恋をしてしまい、恋敗れて
東国のほうへ度にでます。
恋した女は藤原高子。
この在原業平が東国へ友達と共に
旅に出たら三河の国、八橋という
ところでかきつばたが咲いてました。
そこで「かきつばた」という五文字を
句の上に置いて歌を詠めといわれて、
即興で読んだ歌がこちらです。
「か」…からころも
「き」…きつつなれにし
「つ」…つましあれば
「ば」…はるばる来ぬる
「た」…たびをしぞ思ふ
【意味】
唐衣の着物が身に馴染んだような
妻が、はるばる来た今はしみじみと
思われます
即興でこんな歌を詠んでしまうなんて
天才!!ですね。
カキツバタの豆知識~その3
カキツバタの花言葉は
・幸運が来る
・幸運
・雄弁
です。
参考までにアヤメの花言葉は
・優雅な心
・うれしい便り
・神秘な人
となります。
似ている花でも、花言葉は
随分違いますね^^
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