2歳で言葉が遅い…原因は?心配ママのための4つの対処法
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7分
2歳児の言葉の発達は、
子どもによって大きな差があります。
おしゃべりが上手な子供たちを目にすると、
うちの子、こんなにしゃべらなくて
大丈夫?と心配になったりしませんか。
言葉が遅い原因って?
個性の範囲?
確かに、言葉の遅れは
早めに対処したほうが良い場合もあります。
ただ、実はママの心配しすぎ
というケースも少なくないんです。
子供がしゃべらない!と心配なママに、
ぜひおすすめしたい対処方法をご紹介します。
1:たくさん、楽しくおしゃべりを。
言葉が遅い・早いは、
子供の個性であることが多いもの。
そうはいっても、2歳くらいになると、
周囲の子供の中には
普通にママとおしゃべりしている子供もいて、
不安になりますよね。
ママの心配、分かります。
ただ、言葉に関しては、
発することももちろん大切なのですが、
実は理解することがもっと大切なんです。
ぜひ、お散歩しながら、家で遊びながら、
楽しくたくさん
おしゃべりしてあげてください。
子供の言葉の学習源は、
ママの言葉です。
たくさんの言葉を聞かせてあげましょう。
そして、ママの言葉を理解して
楽しく笑ったり、
遊び内容を理解しているようでしたら、
言葉の理解が進んでいる証拠。
まだ、今は
言葉の蓄積期間なのかもしれませんね。
話すということだけでなく、
理解しているかな?という観点から、
子供の言葉の進捗状況を
みてみてあげてください。
2:無理に言葉を話させようとしない
言葉が遅い!と悩んでいるママ、
無理に話させようとしていませんか?
子供が乗り気でないのに
「ちゃんと言わないと分からないよ!」と
詰め寄ったり。
これでは、子供はおしゃべりを
楽しいものだと思えませんね。
言葉を発することが、
相手に何かを伝えることができる
楽しいものだと思ったとき、
子供は急におしゃべりを始めます。
子供の意思で話すようになるまで、
じっくり我慢してあげましょう。
そして、少しの単語でもお話しした時には、
敏感に反応してあげてくださいね。
自分が発した言葉が相手に伝わった
という喜びを、
少しずつ感じさせてあげてください。
3:「ママは魔法使い」をやめてみる
言葉をなかなか話さない子のうち、
話す必要が無いから話さない。
という子がいます。
そんな子のママは、
実は魔法使いなんですよね。
子供に一生懸命向き合うばかりに、
子供の少しの変化や表情にとても敏感。
次に子供が求めていることを察知して、
なんでも手助けしてあげていませんか?
子供に対して一生懸命で
とても素敵なママなのですが、
実は、子供が話す機会を
奪っているのかもしれません。
子供がおしゃべりを始めようとする
きっかけは、
自分の意志や感情を相手に伝えたいから。
でも、それを魔法使いママが
全部察知して
「悲しかったねー」
なんて代弁してくれていたら、
話す必要がありませんね。
実は、お姉ちゃんがとても面倒見がいい
姉弟などでも、
このような状況がみられたりします。
子供を大切に思う気持ちはとても素敵。
でも、2歳くらいになってきたら、
手助けしたい気持ちをぐっとこらえて、
子供が
「手伝って」
「これ、できない」
と意志を伝える環境を作ってみても
いいかもしれません。
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4:心配事はため込まず相談
言葉の早さは個性とは言われても、
やはり心配なものは心配。
そんなときは、
抱え込まないことがとても大切です。
心配になったら、相談しましょう。
一番気軽な相談方法は、
何かの「ついで」です。
「言葉が遅いんです」と
相談に行くのって、勇気が要りますよね。
でも、何かのついでなら、
言えそうではありませんか?
例えば、検診のついで。
1歳半検診や2歳児検診など、
自治体によって年齢は違いますが
乳幼児健診がありますよね。
その時は、絶好の相談チャンスです。
検診が終わってしまった!という場合、
検診の時に何も言われなかったということは、
大丈夫だったと判断することもできます。
気になることがあれば、
きっと声をかけられて、
お話があったと思います。
いや、それでも心配という場合、
予防接種の時に、
小児科医に相談するのもいいでしょう。
こんなこと、聞いて大丈夫かな?なんて
思わなくて大丈夫。
子育ては孤独になりがちですが、
実は、ママが一声あげれば、
相談できる人って身近にいるものなのです。
たくさんの子供をみてきた専門家でしたら、
きっと適切なアドバイスをくれるでしょう。
どうしても専門医などに言いにくい
ということでしたら、
まずは周囲の人でもかまいません。
子育て広場のスタッフさんや、
ご自身のお母さんでもいいですね。
ちょっと、「言葉が遅くて心配なんだ」と
言ってみませんか?
案外、「大丈夫じゃない?」と
言ってもらえるだけで
心が軽くなることもあります。
相談の一番の効果は、
アドバイスの内容ではないんです。
ママのため込んだ感情を
少しでも吐き出すこと。
ママが悩みすぎず、
ガス抜きすることもとても大切です。
おわりに
いかがですか?
子供の成長って、
全てが嬉しくて、全てが心配ですよね。
対処が必要かどうかは、
専門家に相談してみないと分からない
ことがほとんどです。
ただ、過剰に心配しすぎて、
ママが悩みすぎてしまっては、
子供のためになりません。
心配しすぎず、
今しかない子供との時間を
楽しむ余裕を持てるといいですね。
(ライター 三木杏奈)
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