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師走の候はいつ使う?12月中旬に使うのがベスト?

読了までの目安時間:約 5分

時候の挨拶

今年も残すところあと1か月。

お歳暮に、1年間お世話になった
お礼に、その他もろもろ。

12月は挨拶状をだす機会も
多いですね。

そんな時にぴったりなのが
「師走の候」という時候の挨拶。

あれ?これはいつから
いつまで使っていいの?

意味は?使い方は?

ということで、まとめてみました。



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師走の候(しわすのこう)の意味は?


師走とは陰暦の12月のことです。

よく師匠の僧が
駆け回るくらい忙しいから

「師が走る」で師走

という説が紹介されていますね。


でも実は他にもいろんな説が
あるそうです。

1年の終わりで、「年が果てる」
という意味の

年果つ(としはつ)」や

また、

「1年の最後に為し終える」

という意味の

為果つ(しはつ)

といった説もあるって知っていましたか?

どの説にせよ、一年の終わりの
慌しい雰囲気がよくでていますね。


師走の候はいつ使う?

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そして、師走の候をいつ使うか?ですが

12月の初めから12月の中旬頃まで

に手紙を書くときには、 
師走の候を使うといいでしょう。

他にも12月に使える
時候の挨拶にはこのようなものが
あります。

・初冬の候
・初雪の候
・寒冷の候
・短日の候
・霜寒の候
・歳末の候
・歳晩の候

 

などです。厳密には上旬、中旬、下旬で
使い分ける
ことが多いです。

特に上旬には、冬の始まりを表す
初冬の候や初雪の候

そして、年の暮れが迫った下旬には
歳末の候や歳晩の候

使うようです。


「寒冷の候」や「短日の候」は
12月を通じて使えますが


せっかくなら、上旬や下旬には
その期間しか使えない表現を使って


季節感を味わいたいものですね^^


「~の候」だけでなく

 
・カレンダーも最後の一枚となりました。
・今年もいよいよ押し迫り、
・年内余日なく

 

なども一年の終わりを感じられる挨拶ですね。



時候の挨拶の使い方


時候の挨拶で季節を表現した後には

・皆様においてはお変わりなく
 お過ごしのこととお喜び申し上げます。

・ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

・いかがお過ごしでしょうか。

・この一年はどんな年だったでしょうか。


など安否の挨拶といわれるものをしましょう。


その後本文に入ります。
いわゆる本題です。用件やお礼を書きます。


でも本文が書けたら
それで終わりではダメですよ。


うっかり忘れるとせっかくの手紙で
あなたの印象が悪くなってしまいます( ゚Д゚)


本文のあとには必ず、
これからのお付き合いのお願いや
支援のお願い
を書きましょう。


でも、これも難しく考える
必要はありません。

・これからもよろしくお願いします
・これからもご指導のほどよろしくお願い致します。


と言った簡単な文でいいんですよ。



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最後に結びの言葉を忘れずに


ここまで綺麗に書けたらあと一歩ですね。

最後に結びの挨拶をしましょう。

・年末ご多忙の折ではございますが、
 お体にお気をつけて
 良き年をお迎えください。

・皆様にとって来年が
 輝かしい年となることをお祈りいたします

・心せわしい年の暮れを迎え、
 何かとご多用とは存じますが
 お体にお気をつけてお過ごしください。


など、相手の健康や幸せを
願う気持ち
を伝えましょう。


新年の挨拶の前に、
一年の締めくくりとして

年末の挨拶にも手紙を書くのも
いいですね。


そんな時に時候の挨拶を
きちんと活用できるよう
この情報がお役に立てれば幸いです^^


ちなみに!
12月の時候の挨拶ではこのような表現も使えます。

ご参考にどうぞ!

寒冷の候の意味は?いつ使う?12月中旬は使っていい?



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