立春の候とは?時期は正しく使える?
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![1228_R](https://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/12/1228_R-200x200.jpg)
春を感じさせる時候の挨拶、
「立春の候」。
ビジネスや畏まった手紙に
欠かせないこの時候の挨拶、
意味や使い方をきちんと押さえておきましょう!
そもそも立春とは?
立春とは、一年を二十四節に分けた
「二十四節気」の考え方に基づくものです。
二十四節気は中国の暦に基づく
考え方ですが、日本の習慣にも深付いているんですよ。
「夏至」や「冬至」、
「春分」「秋分」などは馴染み深いですよね。
この二十四節気で
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」
と「立」の字がつくものは
それぞれの季節の始まりとされ、
「立春」は今から春ですよ、という節目なんです。
「立春の候」という時候の挨拶も
ここに由来しているんですね^^
今の季節と二十四節気の季節には
1か月ほどのズレがあるため、
ちょっと季節感からは外れますが
時候の挨拶上はそれでOKなんです。
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立春の候の時期はいつからいつまで?
時候の挨拶ですから、使える時期が
決まっています。
特に、二十四節気を元にした
時候の挨拶では
その節から次の節の前日までが
「使ってよい時期」とされています。
2015年は「立春」が2月4日。
だいたい毎年2月3日前後で
この日は節分としても馴染み深いですね。
ということで「立春の候」が使えるのは
この2月4日から
次の二十四節気の節目である「雨水」の
前日である
2月18日まで。
だいたい2月上旬から中旬まで
と覚えておきましょう。
立春の候以外は何が使える?2月の時候の挨拶
![初秋の候はいつ](http://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/09/syosyu3_R.jpg)
「立春の候」以外に
2月に使える時候の挨拶には
他にはこのようなものがあります。
【2月に使える時候の挨拶表現】
向春の候
早春の候
春浅の候
春雪の候
晩冬の候
残雪の候
残寒の候
梅花の候
紅梅の候
この表現は、使う時期を気にせず
2月いっぱい使えますよ。
眺めてみると、
これから春になっていくことを
表している表現(向春、早春、春浅など)
寒さが残っているけど冬は終わりに
向かっているという表現(晩冬、残雪など)
季節の花(梅花、紅梅など)
と二字熟語で季節感を
見事に表現しているのがわかります。
時候の挨拶には、このように
「二十四節気」の節目を表現したもの
と
「季節の移り変わる様子」を表現したもの
があります。
「二十四節気」に基づいた時候の挨拶は
(立春の候、立夏の候など)
使ってもよい時期が
「次の節気の前日まで」と決まっていますが
「季節の移り変わる様子」を
表現した時候の挨拶なら
その月いっぱい使えます。
ということで、迷ったら
このように「季節の移り変わる様子」を
表す時候の挨拶を使ってみるのがおすすめですよ。
まとめ
すこし難しいように思える時候の挨拶も
実はそんなに難しくないんですよ。
また、時候の挨拶に続く表現や
結びの言葉については
こちらの記事のなかで紹介しております。
ご参考にぜひどうぞ!
新春の候はいつまで使える?他にも1月に使える時候の挨拶は?
今日もお付き合いいただきまして
ありがとうございました^^
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