赤ちゃんの英語はいつから?英語耳をつくる環境づくりのコツ
読了までの目安時間:約
6分
子供に習わせたいことと言えば、「英会話」。
小学校で英語が必修科目にもなりましたし、その先にこれからのグローバル社会で活躍できるようになるためにも、早いうちから英語を…と思いますよね。
「英語耳を作るには赤ちゃんのうちから…」なんていう教材もたくさんあるように、語学学習は早いうちから継続的にやるのがコツ!
でもいつから始めたらいいの?効果的な方法は?ということで、今日はそんな赤ちゃんの英語教育について紹介していきます。
スポンサードリンク
「子どもに英語」が人気の理由
これからのグローバル社会に必要だし、小学校でも必須科目だし、という理由だけでなく、自分が苦労したから子供には苦労させたくない、と思うものの一つに英語学習がよく挙げられます。
小さなころからやっていたら違ったのではないか、勉強したのにしゃべれないのは恥ずかしい、そういった親のコンプレックスも子供の「英会話」人気を支えているように思います。
実際、小さなころから英語に触れていた、いわゆる帰国子女と呼ばれる人たちは、楽々と英語を喋れていてうらやましくなったりしますよね。
小さいころから英語に触れていたり、英語を使う環境にいたり、ということはとても重要なことだということがわかります。
英語はいつから始めたらいいの?
では、どれくらい小さなころから始めたらいいのでしょうか。小さい頃と言っても、母国語がしゃべれるようになるのも1歳から3歳にかけての乳児期ですが、外国語学習を同時にすることは可能なのでしょうか。
実は、赤ちゃんは、母国語も、外国語も、どれも同じように吸収する力を持っています。
喃語と呼ばれる、赤ちゃん独特の言葉は、すべての言語に対応する母音や子音が含まれているとも言われています。つまり、喃語が出てくる生後二か月の赤ちゃんにとって、外国語は決して不思議なものでも、異質なものでもないのです。
本当の意味で、語学を習得しようと思えば、この0歳の生まれてすぐから、始めるのが理想的です。母国語とごちゃごちゃにならないか心配する人もいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんは、不思議なくらい、どちらも混乱することなく受け入れることができます。
英語耳を作る環境づくりのコツ
では、より効果的に英語耳を作るための環境づくりのコツをいくつかご紹介します。
1:ネイティブの発音を聞かせる
まず第1に、親がネイティブではない場合、自分が一生懸命教えるよりも、ネイティブの発音したものを聞かせるようにしましょう。
自分が教えようとする熱意は素晴らしいのですが、赤ちゃんの耳にとって重要なのは「音」です。正確な「音」を聞かせることが重要だと認識しましょう。
2:日本語に訳さない
第2に、日本語を訳して覚えるやり方のものはなるべく避けましょう。日本語を介して、英語を学ぶのではなく、英語そのものの語学形態に触れさせることが大切です。
母国語と同じように、言葉を聞きながら、想像しながら、動作なども交えながら、自然と身に付けることが理想的です。
赤ちゃんから始める場合、母国語もまだできませんから、母国語が邪魔をする心配はないかもしれませんが、だからこそ、日本語を訳して聞かせるような教材はせっかくですから避けるようにしましょう。
中身は簡単なものでいいので、英語だけで構成されているものがいいでしょう。
スポンサードリンク
3:同じものを何度も
第三に、やみくもに色々なものを聞かせるのではなく、ある程度まとまった期間に、同じものを何度も聞かせましょう。
同じものといっても、ずっと同じ曲を聴かせるようでは飽きてしまうと思いますが、たとえば、英語の難しいニュースをだらだら聞かせていたからと言って、英語耳はできにくいものです。
きちんと子供のために作られた、子供の想像力をかきたてるような教材を、何度も聴かせましょう。繰り返し聞いている音には確実に反応が出ます。
4:くじけない(笑)
第4に、物心ついた子供が、他のものに興味を持ち、英語の教材に興味を示さなくなったとしても、あきらめないようにしましょう。
子供にとって、やはり他のアニメやテレビが楽しく、英語の教材よりもそちらを自分から選ぶようになるかもしれません。
でも、英語の環境は、ちょっとした隙間時間でも作れるものです。子供が違うことで遊んでいる時や、お風呂から上がって着替えている時など、集中してできないような時でも、耳は聞いていますので、あきらめずに聞かせてあげましょう。
子供が急に英語の単語を話し始めたり、英語の歌を歌いだしたり、そんなサプライズもきっとありますので、親も楽しみながらできたらいいいですね。
(ライター mrsw)
スポンサードリンク