子供が注射を逃げる時はこう対処!賢いママの乗り切り方3選
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6分
子供に「怖いものは?」と聞いたら、
何と答えるでしょう?
お化け?雷?ママ?
そして、それら同様よく挙がるのが、
注射です。
注射が怖いあまり、
逃げようと必死になる子は多いものです。
今回は、
注射から必死に逃げようとする子への
対処方法を3つ、ご紹介します。
ご褒美作戦
やはり、
痛くて怖いものを頑張った後には、
嬉しいことが待っていて欲しいものです。
お注射を頑張ったら、
こんな良いことがある!というのは、
頑張る原動力になります。
実際、小児科によっては、
注射の後にシールなどをくれたり
するところもありますよね。
あのご褒美シール、
なかなか効果があるものです。
我が家の子供たちも、
大泣きしてもシールを選ぶために
泣き止んでいます。
もちろん、何かモノで釣るようで
嫌だなと思うママもいると思います。
そういう場合は、
「お注射頑張ったら、
ママがぎゅーってしてあげる」でも
いいのです。
「かっこよく頑張れたの、
パパに報告するね!」も
いいかもしれませんね。
子供にとって、
何も目標無く頑張ることは
とても大変なことです。
頑張ればこんな良いことがあると思えば、
少し勇気も出るかもしれません。
お子さんの性格と
好きなものを熟知しているママが、
ぜひ効果的な「ご褒美」を
考えてみてくださいね。
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説得、話し合い作戦
少しお子さんが大きくなってくると、
なかなかご褒美でつられてくれなくなる
かもしれません。
そんな時は、一人前の人間として
扱ってみてあげてください。
どうして注射が必要なのか。
痛いのは一瞬だけど、
逃げたり暴れたりしたらどれだけ危険か。
きちんと説明してみてください。
「もう説明したらわかるもんね」と
言われると、
子供は自分を認めてくれた気持ちになり、
ちゃんとお話を聞いてくれるものです。
もちろん、説明することで、
更に怖がってしまうかもしれません。
そういう時は、
「じゃあ、どうしたら怖くないかな?」と
話し合ってみましょう。
ママが抱っこしてのお注射なら平気?
見えないように目を閉じていたら平気かな?
子供と一緒に、解決方法を考えましょう。
自分が考えた方法なら、頑張れるかもしれません。
もしそれでちゃんと注射できたら、
注射ができたことはもちろんのこと、
「すごい!作戦成功だね」と、
子供が考えて頑張ったことに対しても
大いに褒めてあげてください。
子供にとって、
自信はなんでもできる魔法です。
少しずつ、「できる!」と思えることを
増やしていきましょう。
見本で安心作戦
子供が注射を怖がるのは、
どうしてでしょう?
もちろん、痛いから。
ですが、実際、
注射ってそこまで痛くないのです。
子供が遊んでいて、
ダイナミックに転んで怪我をしている方が、
よっぽど痛いこともあります。
でも、転ぶことより注射の方が怖いのは、
「怖い」というイメージのせいかも
しれません。
実際の痛さより、
もっと痛いイメージを持っているのです。
そんな子供には、
「大丈夫なんだ」という見本があれば、
案外安心するものです。
もし兄弟で注射が平気な子がいれば、
先にその子に注射して、
平気な様子をみせましょう。
インフルエンザの予防接種など、
親も同じ日に摂取する場合には、
ママが良い見本になりますね。
「じゃあ、先にママ頑張ってくるね」と
子供より先に摂取しましょう。
「大丈夫だったよー。じゃあ、交代!」と
言われると、
自分も平気かも?と思えるものです。
もちろん、この反対もあるので
注意してくださいね。
先に注射している子が大泣きして、
痛いー!と大絶叫しているのを聞いて、
怖くなって逃げ出そうとする子もいます。
もし先に注射で大泣きしている子がいたら、
少し離れたところで待つなど、
子供に「怖い」と思わせない
努力をしてみてください。
子供の「怖い」はイメージが大きく影響します。
注射に良いイメージは持てなくても、
怖いイメージを少しでも
軽減していきましょう。
おわりに
いかがですか?
大人でも、注射と聞くと
あまり嬉しいものではありません。
子供なら、なおさらのことです。
注射の度に大泣きされ、
うんざりしているママも多いと思います。
子供に「案外平気だな」と
思わせることができたら、
その後の注射はラクになりますね。
それまで、いろいろな作戦を駆使して、
なんとか注射を乗り切っていきましょう。
(ライター 三木杏奈)
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