子供が注射を嫌がる時はコレ!賢いママの魔法の一言3選
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7分
「注射」というものが分かっていなかった
赤ちゃん時代が終わってしまうと、
今度は「注射こわい!」時代の始まりです。
痛い!怖い!と嫌がるお子さんを、
押さえつけて摂取するのは
危ないものですよね。
そんなとき、少しだけでも
お子さんが「頑張ろう」と思ってくれたら、
プロがその隙に
安全に注射をしてくれるでしょう。
今回は、ママがその
「一瞬の隙」を作る魔法の一言を
ご紹介します。
ママがいるよ、抱っこしてるからね
赤ちゃん時代のように、
注射に気付く前に終わらせてしまおう!
という作戦が通用しなくなったお子さんで、
一番難しいのが、
まだ言葉が上手にお話できない
お子さんかもしれません。
この時期の子供は、
自分の不安や怖さを
言葉で伝えきることができず、
同時に、安心させようとしている
ママの言葉も、
焦ってしまうと完全には理解できない
時期なのです。
そんなときには、
たくさんの言葉を並べる必要はありません。
怖くて泣いてしまったお子さんを、
強制的に椅子に引きずっていくのではなく、
少し時間をおきましょう。
そこで、しっかり抱きしめ、
「ママがいるよ。大丈夫。
お注射の間も、ママが抱っこしてるね」
と、ゆっくり落ち着かせてあげてください。
子どもは、注射の痛みを詳細には
覚えていません。
ただ、痛かった記憶、怖かった印象、
そして、病院の雰囲気などで
不安になっていることがあるのです。
難しいことが理解できないお子さんは、
ママが一緒にいてくれる、
ママが抱っこしていてくれるというだけで、
少しだけ安心することができます。
それでも、きっと注射の時は
泣いてしまうでしょう。
でも、ママがいることで
少しの安心感があれば、
暴れるよりも、ママにしがみついて
なんとか注射を乗り切れると思います。
お子さんを落ち着かせるには、
ママにも余裕が必要です。
予防接種の前には、
ママも一呼吸おいて、
お子さんを安心させてあげましょう。
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お注射終わったら、シールもらえるよ!
何かモノで釣るようで
あまり聞こえがよくありませんが、
やはり子どもも、
頑張った後にご褒美があれば
頑張れることがあります。
お話を理解できるようになり、
好きなものがはっきりしてきた時期の
お子さんに効果的な方法です。
我が家が通っている小児科では、
予防接種の後に小さなシールがもらえます。
娘は、そのシールをもらうことを目標に、
目に涙をためながらも
注射に向かっていました。
ご褒美は、大好きなジュースでも、
高い高いしてあげるよ、でもいいですよね。
なにか、
終わったら楽しいことが待っていると思うと、
少し目の前の恐怖から気がそれるものです。
この方法は、
できれば子供が泣き出す前に
お話できた方が効果的ですので、
病院に行くだけで大泣きしてしまうような
お子さんの場合には、
お家でお話してから
お出かけしたほうがいいかもしれません。
いざ注射のタイミングで
逃げ出しそうになったら、
「頑張って!終わったらご褒美待ってるよ」
と言ってあげることで、
一瞬、頑張ろうと思えるかもしれませんね。
大きなご褒美にしてしまうと、
度々ある予防接種が大変になってしまうので、
ほんの小さな楽しみを
提案してあげてくださいね。
病気になってほしくないから、頑張ろう
これまでご紹介した方法は、
赤ちゃんから少し成長した
お子さんくらいまでにしか
通用しないかもしれません。
しっかりお話がわかり、
「子どもだましで騙されてくれなくなった子」
には、小手先の子どもだましは
効果があまりない方法なのです。
その場合には、
お子さんをごまかそうとせずに、
きちんとお話してみてください。
お子さんにとって注射は、
ただ痛くて怖いものなのです。
そこで、
「お注射は、病気にならないように
するためのものなの。
ママは、病気になってほしくないから、
お注射をしてほしいんだ。
痛いけど、すぐに終わるから、頑張ろう。
ママ、一緒にいるからね」
と、きちんとお話してみてください。
ポイントは、
どうして注射をしなければならないかを
説明すること、
そして、
「痛くないよー」という
嘘を言わないことです。
痛くないよとママに言われて、
痛かったという経験を重ねていくと、
子どもは
「ママはてきとうなことを言ってごまかす」
という印象を深めていきます。
しっかりお話ができる時期のお子さんには、
ごまかすのではなく、
一人前の人としてお話をしてあげてください。
その方が、心の準備をすることができたり、
そのうえで不安なことを
ママに訴えることができて、
不安の解消をすることができたりします。
あえてきちんと説明すること、
それも、お子さんを安心させる
ひとつの方法です。
おわりに
いかがですか?
注射は、大人になっても
身構えてしまうものですよね。
子どもにとっては、一大事です。
泣くのは当然。
仕方のないことだと思ってください。
暴れて危険な状況でなければ、
「頑張ったね」と褒めてあげられるくらい、
上出来です。
ママの一言からの少しの安心感で、
安全な注射のタイミングを
作ってあげてください。
(ライター 三木杏奈)
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