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わがままな子どもをしつけをするときの5つのコツ

読了までの目安時間:約 7分

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早い子で2歳くらいから、

多くの子供たちが3歳か4歳くらいから、自己主張の強い時期を迎えます。


これまでかわいく何でも言うことを聞いてくれていたのが嘘のように、わがままで手におえないと思うこともあるでしょう。

ついイライラしてしまい、大声で怒鳴ってしまい、夜になって後悔するという経験がある人も多いのではないでしょうか。


わがままは、子供の成長過程のひとつ。とはいえ、毎日相手にするママは本当に大変です。

そこで今日は、わがままな子供をしつけるときの大変さを、少しだけラクにするコツを5つご紹介します。




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1.子どもの作戦だと思ってみる

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子どもはみんな、素直なものです。

わがままばかり言ってママを困らせるのも、素直だからかもしれません。


家事に、ときにお仕事にと、ママは忙しいものです。そんなとき、子どもをつい放置してしまう時間や、適当な返事をしてしまうことがありますよね。


子どもがわがままを言って大騒ぎをしたり、いたずらをしたりしたときは、全力で子どもを叱りつけていませんか?


そんなとき、「わがままを言ったときは、ママが自分の方を全力で向いてくれた」と思うことがあります。

子どもは、どうしたらママが自分をかまってくれるか常々考えているものです。でも、まだ上手な方法を知りません。


そして、素直な子供は、自分が経験した方法で、ママに振り向いてもらおうと頑張っているのかもしれません。


そう思ってみたら、わがままも少しだけかわいく見えてきませんか?わがままは、ママの気を引くための子どもの作戦と思って、少し自分のイラッとした心を落ち着けてみてください。



2.大声には小声で応戦


先ほどお話した通り、子供はママにかまってほしいものです。

そのため、大声で泣き叫ぶ子供に大声で「静かにしなさい!」と対応してしまうと、ある意味、子どもの思うツボなのです。


そんな時こそ、自分のイラッとした思いをぐっとこらえ、子どもの正面から小声で子どもに少し長めに話かけてみてください。大騒ぎしている子供は、もちろんママの小声は聞こえません。


でも、正面から話しかけることで、何かを話していることはわかります。

すると、ママが何と言っているのか聞こうと静かになることがあるのです。

あまりに興奮状態の子供には効かない手ですが、時々使ってみると効果があるかもしれません。



3.時間が鎮静剤に

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わがままが始まり、大声で騒ぎ始めてしまったとき、もし家の中で、多少騒いでも大丈夫な環境でしたら、思い切って一度放置してみるのも一つの手です。


わがままで自分にかまってほしい子供にとって、放置されてしまうということは一番悲しいものです。

しばらくは大騒ぎしているかもしれませんが、少しすると冷静になって静かになったりもします。


とは言っても、急に放置しては子供が混乱するだけですので、「大騒ぎしてたら何もお話しできないよ。泣くのやめたら教えて。お話しようね」と伝え、少し離れてみてください。

子どもが冷静になる時間をあげて、自分で感情をコントロールする練習にもなります。


子どもが落ち着いたら、叱るのではなく子どもの言い分を聞いて、きちんと説明してあげてくださいね。



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4.親がぶれていることを隠す努力


忙しい時や外出先などで子どものわがままが始まると、親はその場をおさめるために、つい子どもの要求をのんでしまうことがあります。


いつもはダメだと言っていることを、親の都合で時々叶えてしまうと、子どもは混乱したり、わがままを言ってみたら通るのではないかと思い、わがままを言ってみるようになってしまうのです。

いつも、スーパーでお菓子は買わないと言っているのに、「欲しい!」と騒がれてしまうと、しぶしぶ買い与えたりしていませんか?


理想論では、「親はぶれない」のだと思いますが、やはりその場で大騒ぎされたら大変な時もありますので、現実問題、妥協してしまうこともありますよね。


そんなときは、「わがままが通ったのだ」と子どもに認識させないように声かけしましょう。


例えばお菓子を買ってほしいと言われたとき、その日外出先で静かに待ち時間を過ごせたとしたら、


「いつもは買わないんだよ。でも今日、病院で静かに待っていてくれて本当にお利口さんだったから、今日だけ特別だよ」




など、わがままを言ったから叶えてもらえたと思われない努力をしてみてください。


無駄なことと思われるかもしれませんが、案外、子どもは素直に言葉を受け取っていたりします。

仕方なく子どものわがままに折れるときは、子どもに、「わがまま=要求を通す手段」という印象を与えないように頑張ってみてください。



5.役割分担をしてみる

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ママは子どもと過ごす時間が長い分、わがままを叱る役割を担うことが多いものです。

その場合、休日などパパとママが一緒の時にわがままが始まった時にも、できればママにわがままを諌める役目をお願いしたいと思います。


いつもわがままにダメと言っているママの言葉は、実は子どもにとって「またか」という具合に軽くなってしまっている可能性があるのです。


パパは、小さなわがままの注意はママに任せて、ここぞというときに登場してみてください。いつもダメだと言わないパパの言葉に、子どもは「あ、ほんとうにダメなんだ」と思うものです。


ご家庭によって役割分担は様々だと思いますが、全員がガミガミ言う役割になるより、一人切り札役をつくっておくと、子供に響きやすいかもしれません。


ママはちょっと損な役回りですね。でも、子供はきっとママの愛情をわかってくれています。



まとめ


いかがですか?

子供のわがままは本当に大変ですよね。
ただ、わがままは子供の甘えであり、自己主張の現れでもあります。

いろいろ試して、お子さんのタイプを把握し、ママはわがまま対策のプロになってください。

(ライター 三木杏奈)


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