子供とお風呂にいつまで入る?知っておきたいお風呂事情
読了までの目安時間:約
6分
乳幼児を育てているパパやママにとって、
お風呂は子供と一緒に入るのが
当然の時期ですよね。
ですが、いつからか、
子供は一人でお風呂に入るようになります。
それはいつくらいからなのでしょうか?
気になるお風呂事情、
「一緒お風呂」卒業タイミングの
目安などをご紹介します。
「何歳まで」とは決まっていない
当然なのですが、
何歳までお子さんと一緒にお風呂に入るかは、
各ご家庭で違います。
「一緒お風呂」は、
お子さんとのスキンシップがはかれる、
大切な時間です。
一度「一人お風呂」が始まると、
なかなかもう一緒には
入ってくれなくなってしまうものです。
ちょっと早かったかな?と思わないために、
こんな「一緒お風呂」卒業の目安は
いかがですか?
子供が「一人で入りたい」と言ったら
やはり、一番多いタイミングは、
子供自身が「一人お風呂開始」と
宣言することのようです。
自立というと大げさかもしれませんが、
子供が自分一人で何かしたいと思うこと、
応援してあげたいものです。
そんな子供に、ぜひ前もって
伝えてあげていて欲しいことがあります。
それは、
「お風呂に一人で入るようになる時期が来る」
ということです。
子供は、今、パパやママと
一緒にお風呂に入ることが当然です。
もちろん、一人で入るという
選択肢があるということすら
思い当たりません。
子供が「一人で入りたい」と思うことの一歩は、
「一人で入るという選択肢があることを知る」
ことです。
実は、一人で入浴するという発想がないまま、
何の疑問もなく小学校高学年まで
親と一緒にお風呂に入っていて、
ふとした、お友達との会話で
それが普通ではないと言われ、
とても恥ずかしい思いをした
という子がいます。
一人お風呂という選択肢を持ったうえでの
「一緒お風呂」と、
知らないから「一緒お風呂」とでは
意味が違ってきます。
子供はこれから、
どんどん多感な時期を迎えます。
小さいころに、何気なくでも
「一人で洗えるようになったら、
一人でお風呂に入れるようになるね」
と伝えてあげておいてください。
ルールを守れるようになってから
子供が一人で入りたいと言ったら、
いつでも「一人お風呂」が可能かというと、
少しそれは難しい問題です。
各ご家庭の方針とは言いましたが、
やはり、ある程度のルールを
守れるようになることが大切だと思います。
お風呂には、実は危険がいっぱいです。
子供の好奇心は、時に危険を招きます。
お水の怖さや、
熱湯の危険、
触ったら熱い場所など、
大切なことは「一緒お風呂」の期間に
しっかり教えてあげたいものですね。
これはダメ、ということを理解し、
好奇心があっても、我慢して、
ルールを守れるようになる時期を
待ってあげてください。
もちろん、個人差はありますが、
少なくとも幼稚園の間、
できれば小学校低学年の間は
「一緒お風呂」が安心かもしれません。
お風呂の楽しさを教えてあげてから
実はお風呂は、
一番の実験スペースでもあります。
お湯の中から気泡がボコッと出るだけでも、
「どうして?」と考えたら
とても楽しいものです。
どのようにお湯を動かせば、
どんな波が起きるのか、
子供は体で学んでいきます。
当然のように知っていることも、
何気ない体験から学んでいくものです。
よく、
「母親と一緒にお風呂に入る子は
理科が得意になる」といいます。
お子さんに、身近な不思議と
その楽しさを「一緒お風呂」の間に
教えてあげてくださいね。
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お風呂の大切さが分かってから
お風呂に一人で入るようになった子供は、
遊んでばかりで、体や髪を洗うのを面倒がり、
「洗った~」
と言って出てきてしまうことがよくあります。
しっかり清潔にするということが、
どれだけ大切なことか、
しっかり温まるということが
どれだけ大切なことか、
お風呂の大切さを教えてあげてください。
それでも、遊びに夢中になることが
あると思いますが、
きっと徐々に大切さを
分かってくれると思います。
清潔の意識と習慣は、
幼少期に培われるものと言われています。
お風呂も、
大切なしつけの時間でもあるのですね。
おわりに
いかがですか?
お風呂事情は、
なかなか話題にすることがなく、
他のお家はどうなんだろう?と
気になったりするものです。
親と子供の大切な
スキンシップの時間ですので、
その卒業タイミングは、
親子で納得したものであれば
いいのだと思います。
今しかない、子供とのお風呂時間です。
子育て奮闘中のママは、
今日もお風呂が戦いの場かもしれませんね。
でも、
「いつか一緒に入れなくなるんだな」と
思ってみると、
今日のクタクタ大騒ぎ「一緒お風呂」も、
少し大切な時間に思えるかもしれません。
(ライター 三木杏奈)
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