夏季休暇と夏期休暇の違いは?使い分けは?
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![夏季休暇と夏期休暇](https://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/08/001-200x200.jpg)
夏も本番、真っ盛り。
会社も学校も、夏季休暇…あれ?
夏期休暇?
夏季と夏期、どっちを使うのが正しいの?
使い分けって必要なの?
ということで気になったので調べてみました。
夏季と夏期、意味の違いは?
![夏季休暇と夏期休暇意味](http://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/08/002.jpg)
辞書を引いてみると、
●夏季・・・夏の季節
●夏期・・・夏の間、
実施する期間が夏であること
とあります。
「夏季」は「季節の1つ」として夏を
とらえていて、
「夏期」は「実施するのが夏」という
意味があります。
使われている漢字をみてみると…
「季」は、「四季」というように「季節」。
四季のうち、そのシーズンに限ってあることを
強調した言い方です。
「期」は、「ある限定された日時」。
一定の尺度のもとに決めた、月日のまとまり
になります。
(文化庁発行
「ことば」シリーズ7言葉に関する問題集3より)
わかるような、わからないような^^;
でも辞書に載っていた使い方の例を見ると
わかってきます。
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「夏季」の使い方の例
夏季オリンピック
夏季国体
夏季熱
とその季節に特有の行事、ものであることが
多いようです。
「夏期」の使い方の例
夏期講習
夏期大学
夏季学校
と、実施する期間がたまたま夏、
というやや事務的なニュアンスがあると
もいえます。
夏季休暇と夏期休暇、どう使い分ける?
![夏季休暇と夏期休暇の違い](http://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/08/003.jpg)
で、本題の使い分けですが、
実際には曖昧なところも多いようです。
NHKによると、法律の条文では
「夏季休暇」だそうです。
また、新聞では、「夏季」という
表記に統一しているとか。
学校の夏休みは「学校教育法施行令」で
「夏季休暇」と定められています。
お!じゃあ「夏季休暇」を使えばいいの?
というところですが…
「夏季休暇」を使うと
学校のような、長い休みのニュアンスが
あるという説もあります。
ということで「夏期休暇」を使うのは
どんな時か調べてみるとこんな感じでした。
・ある一定のそう長くない期間
(夏の間のある限定された、という意味)
・休みの期間がたまたま夏になる場合
(暑い夏だから休むと
「季節」に重点をおく場合は「夏季」)
なんとなくわかってきた気がします(笑)
まとめ
ということで、
季節感とか情緒感を重視?したり
長い休みの場合は
「夏季休暇」。
そんなに長くない休みの場合は
「夏期休暇」。
そんな感じでしょうか。
それを考えると社会人の夏休みは
「夏期休暇」ですな^^;
で、迷ったら。
新聞が統一している「夏季休暇」。
これで使い分けもできそうな気がします。
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