秋暑の候、いつからいつまで使える?
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![秋暑の候の時期](https://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/09/syusyo1_R.jpg)
9月になると少し涼しい日もあり
夏のように暑い日もあり。
秋に入ったけれど、暑い日もある。
そんなときの時候の挨拶に「秋暑の候」
ぴったりじゃない?
・・・なんて思っていませんか!?
秋暑の候を使うのは「秋」じゃない!
そう思って9月のこの時期の
時候の挨拶に
「秋暑の候(しゅうしょのこう)」
なんて使ってしまったら
「あら、この人勘違いしてるわ」
と恥をかいてしまいますよ!
「秋」という漢字は使っているけど
「秋暑」は8月の季語なんです。
秋暑の候、いつからいつまで使える?
![秋暑の候いつから](http://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/09/syusyo2_R.jpg)
では、「秋暑の候」がいつから
いつまで使えるかというと、
だいたい、
8月7日前後の立秋から
8月いっぱいまで
ということになります。
まだまだ暑い8月に、
「秋」という言葉を使うのは
違和感を感じるかもしれませんね。
でも、時候の挨拶は、
「二十四節気」を元にしています。
二十四節気とは聞きなれないかも
知れませんね。
これは1太陽年を日数や、
太陽の軌道上の視位置で
24分割して、
その分割した等分ごとに季節を
表した名称を付けたものです。
よくいう
「暦の上では・・・」
の「暦」が、この「二十四節気」
なんです。
9月の時候の挨拶は何を使う?
![秋暑の候いつからいつまで](http://kokonews.jp/wp-content/uploads/2014/09/syusyo3_R.jpg)
では、この時期。
9月に入って秋の風も感じるけど
暑い日もあるし、、、
という時期にはどんな時候の挨拶を
使ったらいいかというと
このようになっています。
同じ「秋」という漢字を使っても
もう「暑」ではありません。
「涼」という漢字を使い
秋に入って涼しくなったことを
表すことが多いと覚えておきましょう。
【9月の時候の挨拶】
・初秋の候
・涼秋の候
・新秋の候
・秋色の候
・爽秋の候
・涼風の候
・秋分の候
・秋涼の候
・秋冷の候
・新涼の候
・清涼の候
・秋霜の候
「秋冷の候」「秋霜の候」は
9月も10月も使えます。
この時期に覚えておくと便利な
時候の挨拶ですよ^^
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秋暑の候の時期は過ぎているけれど・・・
ちなみに、9月には
「秋暑の候」は使えませんが
「暑」という表現を全く使っては
いけないわけではありません。
9月に入って残暑も厳しいし
「秋」とか「涼」なんて言葉は
イマイチ感覚に合わないな・・・
そんな時は、
・残暑がいまだ残ります今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
・残暑去り難く、貴社いよいよご多忙のほどお喜び申し上げます。
と「~の候」」という表現なければ
「暑」と表現することができますよ。
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