台風の暴風警報の基準は?注意報との違いは?
読了までの目安時間:約
6分
台風が近づいてくると、よくテレビで
「暴風警報」が報じられますね。
でもこの暴風警報って、一体
何を基準に出しているのか、
何を注意したらいいのか、意外に知らなくて…^^;
暴風警報発令!ってどういうこと?
つい最近、我が家の住んでいるところにも
暴風警報が発令されました。
実はそんなに風も吹いてなかったし
その後もそんなに吹くことは
なかったんだけど・・・(;・∀・)
あれれ?
じゃあこの暴風警報って
一体、何を基準に発令されているの?
ということで調べてみました。
台風の暴風警報の基準とは?
台風の暴風警報は、暴風によって
重大な災害が発生する恐れがあるときに
発表されます。
でも風速何メートルで警報が
出されるかは、実は地域によって
違うんですね。
なんだー!知らなかった~( ゚Д゚)
これが、結構差がありまして、
ちなみに私の出身地の栃木県の某市では
風速20m/Sになると暴風警報。
現在住んでいる長野県では
風速17m/Sで暴風警報。
昔住んでいた、東京都世田谷区では
風速25m/Sで暴風警報。
ってことで、こんなに違いがありました。
田舎のほうが、弱い?風速でも
「暴風警報」になるんですね(;・∀・)
建造物が少ないから、風の影響をモロに受ける
・・・ってことかな~(笑)
自分の住んでいる地域の基準が気になる!方は
こちらへ
→気象庁公式HPで警報基準を調べる
ちなみに、この基準は、全国1769の
市町村(平成24年4月1日現在)が
発表区域としてされています。
スポンサードリンク
警報はいつ出されるの?
「まだ風吹いていないよ」
「まだ雨も本格的じゃないけど」
というときに天気予報で暴風警報をみると、
「あれれ?」と思いますが、
「警報」だから、本当に風が強くなってから
・・・では遅いんですね^^;
なので災害が予想された時点で
警報が発令されるようです。
風速25メートルってどれくらい?
風速25mといわれても、ピンときません。
風速25m/Sって、時速90キロ。
・・てそれでもまだピンときませんが^^;
屋根瓦などが飛ばされて、立っていることは
かなり不可能になるレベルだそうです。
木も折れるし、ブロック塀も倒れます。
そりゃー、人生に関わるすごい重大な
用事以外は外出禁止!!って感じの
レベルだそうです。
ってどれくらい?
てことで見つけてきました!
風速25mの実験映像^^
ちなみに子供だと風速20mあたりから
飛ばされそうになるみたいですね。
警報がでるのも納得です。
警報がでたら、
「必要な用事はとっとと済ませて
早く家に帰れよ!」
ってことなんですね^^;
警報と注意報の違いは?
ちなみに、よく似ている警報と注意報。
あんまり気にしていなかったけど
そこには明確な違いがあるんです。
気象庁のHPによると
「警報」
重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報
「注意報」
災害が起こるおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報
ということで、その違いは「重大かどうか」
ということで・・・。
ちなみに、この基準は各都道府県の基準となる
市町村別に決まっています。
その基準を具体的に見ながら、
警報と注意報の違いを見てみましょう^^
東京都品川区の場合
都心部の東京品川区の場合、
「暴風警報」と「暴風注意報」では
なんと、これだけの違いがあるんです。
・暴風警報 平均風速25m/S
・暴風注意報 平均風速13m/S
なんと倍くらいの違いがあるんですね~^^;
言葉だけでみると、ずいぶんと感覚的ですが、
そこには明確に数値化された基準が
ちゃんとあったんです。
ちなみに風速10m/Sでも
風にむかってだいぶ歩きにくくなります。
傘はさせません。
注意報でも、あなどらずに
外出は控えたほうがよさそうな感じですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私も知らなかったのですが
ふと疑問に思って、警報の基準について
調べれば調べるほど、
「警報、あなどっちゃいけないな」
と思うのでした(;^ω^)
皆さんも気を付けましょう!
スポンサードリンク