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立春の候とは?時期は正しく使える?

読了までの目安時間:約 4分

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春を感じさせる時候の挨拶、
「立春の候」。

ビジネスや畏まった手紙に
欠かせないこの時候の挨拶、

意味や使い方をきちんと押さえておきましょう!



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そもそも立春とは?


立春とは、一年を二十四節に分けた
「二十四節気」の考え方に基づくものです。


二十四節気は中国の暦に基づく
考え方ですが、日本の習慣にも深付いているんですよ。


「夏至」や「冬至」、
「春分」「秋分」などは馴染み深いですよね。


この二十四節気で

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」

と「立」の字がつくものは
それぞれの季節の始まりとされ、


「立春」は今から春ですよ、という節目なんです。


「立春の候」という時候の挨拶も
ここに由来しているんですね^^



今の季節と二十四節気の季節には
1か月ほどのズレがあるため、


ちょっと季節感からは外れますが
時候の挨拶上はそれでOKなんです。



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立春の候の時期はいつからいつまで?


時候の挨拶ですから、使える時期が
決まっています。


特に、二十四節気を元にした
時候の挨拶では


その節から次の節の前日まで
「使ってよい時期」とされています。


2015年は「立春」が2月4日。


だいたい毎年2月3日前後で
この日は節分としても馴染み深いですね。


ということで「立春の候」が使えるのは
この2月4日から


次の二十四節気の節目である「雨水」の
前日である


2月18日まで。


だいたい2月上旬から中旬まで

と覚えておきましょう。



立春の候以外は何が使える?2月の時候の挨拶

初秋の候はいつ
「立春の候」以外に
2月に使える時候の挨拶には
他にはこのようなものがあります。


【2月に使える時候の挨拶表現】
向春の候
早春の候
春浅の候
春雪の候
晩冬の候
残雪の候
残寒の候
梅花の候
紅梅の候



この表現は、使う時期を気にせず
2月いっぱい使えますよ。

眺めてみると、

これから春になっていくことを
表している表現
(向春、早春、春浅など)


寒さが残っているけど冬は終わりに
向かっているという表現
(晩冬、残雪など)


季節の花(梅花、紅梅など)


と二字熟語で季節感
見事に表現しているのがわかります。



時候の挨拶には、このように


「二十四節気」の節目を表現したもの



「季節の移り変わる様子」を表現したもの


があります。


「二十四節気」に基づいた時候の挨拶は
(立春の候、立夏の候など)

使ってもよい時期が
「次の節気の前日まで」と決まっていますが



「季節の移り変わる様子」を
表現した時候の挨拶なら


その月いっぱい使えます。


ということで、迷ったら
このように「季節の移り変わる様子」を
表す時候の挨拶を使ってみるのがおすすめですよ。




まとめ


すこし難しいように思える時候の挨拶も
実はそんなに難しくないんですよ。


また、時候の挨拶に続く表現や
結びの言葉については

こちらの記事のなかで紹介しております。


ご参考にぜひどうぞ!

新春の候はいつまで使える?他にも1月に使える時候の挨拶は?


今日もお付き合いいただきまして
ありがとうございました^^

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