ジャーマンアイリス,育て方

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色とりどりの花を咲かせる、
ジャーマンアイリス。

とても丈夫で手間がかからなず
プランターでも育てられるこの花。

ジャーマンアイリスの育て方を
まとめてみました。

ジャーマンアイリスを植える場所

日当り、水はけ、風通しのよい
乾燥した場所を選びましょう。

植替えする時期は花の終わった
６～９月に行います。

寒冷地の場合は根付かせるため
８月中に行います。

梅雨時期には、株の切り口を
十分に乾かした状態にするため
晴れた日に行いましょう。

ジャーマンアイリスの植え方

古い葉、枯れた葉があると、
腐る原因になるので取り除きます。


株の植え替えは、親株から子株を
折って分割します。

このときに日のあたる場所に
数時間おいて完全に乾かすこと。

そうすると、切り口から病気が
発生するリスクが減ります。

そして、株が風で倒されないよう
株から１５センチくらいで
葉をカットします。

こうすることで、葉からの水分蒸散
防止にもなります。

風のあたりが小さくなるように
カットした先が△になるように
しましょう。

地植えの場合

１）土を盛って高畝を作る。

２）根を真下に真直ぐ埋めるため、
　　ある程度の深さの穴を掘る。

３）葉の根元の株の半分が地上に
　　出るように浅植えにする。
　　（軟腐病の防止のため）

※根が浮いて出るほどの浅植えは、
　株が乾燥してしまうので注意。

４）植えつけ後は周りの土を
　　手の平で押さえて固め　
　　風で倒れないようにする。

花壇植えの場合

１）日当たり、排水性、風通しの
　　良い場所に植える。

２）排水性が悪い場合は土を盛り
　　そこに植える。

鉢植えの場合

１）根が長く伸びるので、大きめの
　８号鉢（24ｃｍ）に１株を植る。

２）排水性のよい土
　（赤玉土７、腐葉土３）を入れる。

３）日当たりの良い所に置き、
　梅雨時は雨のあたらない場所へ。

プランター植え

　
１）同様に、ある程度深いものを
　　選ぶ。排水性のよい土
　（赤玉土７、腐葉土３）を入れる。

２）日当たりの良い所に置き、
　梅雨時は雨のあたらない場所へ。

ジャーマンアイリスの土壌作り

ジャーマンアイリスは、
アルカリ性の土を好みます。

丈夫な花ですが、
日本の土地の多くは酸性なので
弱酸性～中性にする必要があります。

このため、１か月～１週間前に
石灰をまいて土に混ぜて、
土壌を整えておきましょう。

石灰は混ぜたばかりだと植物には
強すぎるので、土となじませる
時間が必要だからです。

草木灰は植える直前で大丈夫です。
（混ぜる量:１㎡にひと握り)
　

水やりと肥料は？

乾燥に強いので地植えの場合
ほとんど水を与えなくて大丈夫。

極端に乾燥した場合のみ
水を与えれば大丈夫です。

鉢植えやプランターの場合は
土が乾いたら、鉢底から水が
溢れるくらい与えます。

頻度は夏に週１回程度です。
楽ちんですね！


肥料も地植えの場合特に必要は
ありません。

肥料を与えすぎると、軟腐病に
かかりやすくなってしまうので
気を付けましょう。


生育状態が極めて悪い場合だけ
根がついた１か月後くらいに
追肥を。

追肥は市販の化成肥科で充分。
株間に少量（ティースプーン１杯程度）
が目安です。

鉢植えやプランターの場合は
肥料分の減りが早いので肥料を
適切に施すといいでしょう。

元肥を施す場合は、リン酸、
カリを主体として、骨粉や
硫酸カリ、マグアンプＫなどが
おススメです。

追肥の時期と肥料は地植えと
同様に行います。

ジャーマンアイリスの花言葉

炎・情熱・エキゾチックな人、
使者・豊満・恋のメッセージ、
優雅・素晴らしい結婚

ジャーマンアイリスの豆知識

ジャーマン（ドイツの）という
言葉はついていますが、原産は
イタリアのフィレンツェ。

実は古くから愛されており、
紀元前1500年頃のエジプトの
ファラオの墓石にもこの花の絵が
彫られているそうです。

開花期は5～6月。
鉢の市販期は3～6月頃です。

ジャーマンアイリスは花の色が
色とりどりなのが魅力で、
黄色、白、オレンジ、ピンク、
淡青、青紫、暗褐色、ブラック、
などなど、本当に色とりどり。

この美しい鮮やかな色が
多くの人を魅了しています。

欧米ではこの花を
レインボーフラワーとも
読んでいるとか。

ちなみに和名は
ドイツ菖蒲です。

 

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