結婚式,子連れ,非常識

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結婚式に招待されたとき、
子供はどうしますか？

預ける？連れて行く？

実は、子持ちママが思う以上に、
子連れでの結婚式参列は、
嫌がられるものなのです。

近い親族の結婚式でない限り、
基本的には子供を連れての結婚式は
避けたいものです。

今回は、結婚式に子連れは
やめた方が良い理由を３つ、
ご紹介します。

周囲の迷惑

まず、なにより、結婚式の場において
子供は迷惑になりがちです。


ママは、「うちの子はおとなしいから、
迷惑なんてかけない」と思うかもしれません。


しかし、本当に残念なことなのですが、
結婚式では、何も悪いことをしなくても
迷惑になってしまうケースがあるのです。


たとえば、同じテーブルに子供が座った場合、
とても気を遣うことになります。


優しい方は、意識的に
声をかけてくれるかもしれません。
「かわいいね」と言わなくてはならない
雰囲気になります。


毎日子供の相手をしているママほど、
全ての人が子供好きで
子供の相手が上手なわけではないのです。


また、結婚式というのは、
基本的にお酒の場です。


披露宴が進むと、お酒を飲み、
大人同士の会話も楽しみたいところですが、

その席に子供がいると、
お酒の飲み方から話題まで、
気を遣うことになります。


また、子供特有の高い話し声も、
泣き声も、
慣れていない人にとっては
とても耳につくものなのです。


感動的な場面で、
子供が「あれなにー？」と言った一言、
案外響いているかもしれません。


毎日子供の声を聞いているママには、
気付かないことです。


結婚式は、やはり
大人のお祝いの場であることが多いのです。

ピントのずれたママだと思われる

また、ママ自身も、
実は周囲から白い目で見られてしまうことも
多いのです。


結婚式だからと、子供に
可愛いドレスを着せて参列すれば、

「人の式で何頑張ってるんだろう？」と
思われることが少なくありません。


残念ながら、とっても可愛いわが子も、
周囲には同じようにかわいくは
見えていないのです。


周囲にとって、子供はどの子も
ほとんど同じです。


ドレスアップした子供を見ても、
ママが張り切っているなとしか思われません。


また、周囲に迷惑をかけまいと、
子供に必死で注意しているママも、
周囲からは冷たい目で見られることも
あります。


静かにしなさい。座っていなさい。


正しいことなのですが、
子供にとって長時間の結婚式なんて
楽しいわけがありません。


親の都合で連れてきておいて、
楽しくない席で「おとなしくしていて」と
子供を叱っているママは、

残念ながら、
一生懸命で好感を持てるママではなく、
自分勝手なママに見えてしまいます。

お祝いの気持ちが伝わりにくい

子供を連れての結婚式では、
ママが子供の相手に必死になり、
しっかりお祝いできないことがよくあります。

主役の新郎新婦よりも、
子供をみることに一生懸命になってしまうのですね。


子供が騒いでしまって
迷惑をかけることはもちろん論外です。


歓談の時間、新郎新婦のそばに行って
写真を撮ったりするにも、

子供を席に残していくわけにもいきませんので、

行くのをためらうものです。


終始、ママの手には、
カメラではなく、

子供の口を拭くハンカチが
握られていることでしょう。


結婚式でゲストは、
新郎新婦のために、

この日を楽しみにしていた、
お祝いをしに来た

ということを態度でも示すことが礼儀です。


日本の結婚式では、
その風潮が色濃いと思います。

いつも着ないような上品な服を着て、
お祝儀にはわざわざ新札を入れることからも、
そのことがわかるでしょう。


準備してきたということが、
楽しみにしていたという心の
表現方法なのです。


子持ちのママは、招待を受けた際に、
その日、十分にお祝いできるように

子供の預け先を探して、
万全の状態で参列することが、

最大の準備かもしれませんね。


結婚式で、

「迷惑かけないようにしっかり子供を
静かにさせておくから」

と言われるよりも、


「当日、しっかりお祝いをしたいから、
子供を預けてきたわ」

と言われた方が、
新郎新婦は嬉しいのではないでしょうか？

おわりに

いかがですか？

最近よく言われる、

「結婚式で自分の子供を自慢したいママ」

はもちろんですが、

どうしても預け先がなかったというママも、

残念ながら結婚式という場では、
子連れはあまり歓迎されるものではないのです。


近い親族の式の場合や、
ぜひ子供も！と言われた場合を除いては、

基本的に、子供は
結婚式に参列しない方がよいでしょう。


子供にとっても、
珍しいものを見られて楽しいのは最初だけ。

あとは退屈な時間が続きます。

子供は本当にかわいいものですが、

結婚式という場では、
子供はかわいさの本領発揮ができないことを
よく覚えておきましょう。

（ライター　三木杏奈）

 

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