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3歳児の怒り方|この時期だからこそ気を付けたい3つのポイント

読了までの目安時間:約 8分

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もう3歳?まだ3歳?

つい最近まで赤ちゃんだと思っていた子どもが、いつの間にかたくさんの言葉を覚えて、上手にお話しできるようになりましたね。


でも、それと同時に、わがままがひどくなる時期。わがままは成長の過程だとは思いつつも、やはり毎日微笑ましく見守るなんて難しい話です。

ただ、頭ごなしに叱ってしまうと、自分の意思を伝える練習まで阻害してしまうかもしれません。

そんな3歳のわがままとの付き合い方、ここだけは気を付けたいポイントをご紹介します。



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1.わがまま?イライラ?

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3歳の子どもは、体も大きくなってきて、
パッと見た目にはもう子どもです。


でも、まだまだ心の中は
赤ちゃんの部分
もあるのです。


感情のコントロールが
うまくいかないこともあります。


語彙力が乏しく、言いたいことを
うまく伝えられないこともあります。


一見、わがままがひどい子どもも、
よくよく観察してみると、


イライラからきている行動であることもあるのです。



こんなときは「イライラ」してる

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だからわがままなのか、
うまく伝えられないイライラなのか


見極めてあげることが大切です。


たとえば、外で遊んでいて、
「帰るよ」と言ったとき、

「まだ!」と大騒ぎが始まること、ありますよね。


ママは「またわがままが、始まった!」と
イラっとするかもしれません。


でも3歳くらいになった子どもは、
実は帰らなければならないことは
よくわかっている
のです。


ただ、もっと遊びたいという感情や、
あと少しこれだけしたいという感情が抑えられません。


子ども本人も、あとどうしたら
自分が納得がいくのか分かっていない
のです。


そして、興奮するとさらに上手に言葉で伝えられません。


最初は、「帰りたくない」と騒いでいたのに、

いつの間にか「分かってくれない!」という
イライラにすり替わって、大騒ぎが続いていることがあります。



こういうとき、


こんなに大騒ぎするなら、もう来ないからね!


と言ってしまうと(よくありますね(^^ゞ)、

もう子どもは絶望的な気分になります。大騒ぎも収拾しません。



イライラの原因を取り除いてあげて

アトピー完治するまで
こんな時は、子どものイライラの原因
なんとか推測してみてください。


葉っぱをたくさん集めていたとしたら、
本人的にまだ葉っぱが足りないのかもしれません。


「わぁ、葉っぱたくさんだね。
まだ集めたいの?今日は時間ないから、
今度続きしよう

この袋に入れて帰って、パパにも見せてあげようよ」


と言ってみてください。


子どもは、「帰る」とだけ言われると、
もうそこで全てのことが終わりになってしまうのだと思ってしまうようです。


次回もできるということ、
一生懸命集めたものを持ち帰れるということで、

感情が落ち着く場合もあります。



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ママが理解しようとすることが大事


ただ、子どもの話をいくら聞いても
上手い解決方法が見つからないこともあります。


それでもいいのです。


ただ叱られるだけでなく、

自分の言いたいことをママが
一生懸命理解しようとしてくれている姿勢
に、
子どもの心は救われることがあります。


ママが自分にしてくれた「感情を理解する」作業を、
成長とともに自分でできるようになります。


あとこれだけしたら帰ろう、
自分で自分を納得させることができるようになるのです。


自分の感情のコントロール方法を、
ママが話を聞いてくれることで学んでいきます。


騒がれて、周囲の目もあり、
早くその場を去りたいママの気持ちは
痛いほどわかります。


でも、イライラした子どもに、
ママまでイライラしてしまうと、悪循環ですよね。


少し落ち着かせて、
子どものうまく伝えられない思いを
理解しようとする努力
をしてみてください。



2.わがままの様子見時期

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3歳くらいの子どもは、
だんだんと大人の様子をみるようになります。


これくらいはしても怒られないかな?
ということを、わざと試しながら反応を見ているのです。


そのため、我々大人は、
できればわがままに対する一貫性
持つように気をつけなくてはなりません。


ママも人間ですから、イライラしている日は
いつもより早い段階で怒ってしまうこともあるでしょう。


普段は怒られないことで怒られてしまうと、
子どもは混乱してしまうことがあります。


それまで、

「こんなわがままは許されるのかな?」

という様子見だったものが、

「今日、ママ機嫌悪いかな?」という様子見
するようになってしまうかもしれません。


人の顔色をうかがうことも成長とともに
学んでいくことではあります。


しかし、まだ3歳の子どもに対して、
あまりにママが感情のままに怒っていると、

人の顔色ばかりを窺うようになってしまうかもしれません。


ママも、自分の感情をコントロールして
気を付ける必要がありそうですね。



3.「もう知らない!」は絶望の言葉


わがままを言う子どもの心理に、
自分を肯定してほしいというものがあります。


ママは、どんな時でも
自分を見離さないという安心感が欲しい場合があるのです。


わがままを言ってママを困らせ、
それでも自分の相手をしてくれることで、
子どもは安心感を得ます。


たとえ、怒ってでもいいので、相手をしてあげてください。


「もう知らない!」と言って
見離すような素振りだけはできればしないようにしましょう。


見離されると思うと、子どもは焦って、
その場は収拾するかもしれません。


でも、子どもの心の中には

「悪いことをしたらママに見離される」

という、絶望感のようなものがうまれてきてしまいます。


どんな時でも自分を見離さないでいてくれる人がいるという安心感は、これからの子どもの成長にとってとても大切なものです。


どうか、それが一番近くにいる親であるよう、
子どもに対する小さな言葉遣いにも
気を付けてあげてください。



おわりに


いかがですか?

毎日毎日、大騒ぎの育児生活の中で、
子どものわがままに大声で怒鳴ってしまうこともありますよね。


ただ、イライラしたときも、

子どもも成長するために頑張っているんだと思えば、

少し付き合ってあげることができるかもしれません。


もしその場でうまく話ができず、
叱っただけで終わった場合には、

落ち着いたあと、食事しながらでもいいので
少しお話ししてみてください。


落ち着いていれば、子どもも自分の感情を
少し話しやすくなるかもしれません。


ママも子どもも、まだまだ3年生です。


少しずつ子どもと一緒に成長するつもりで
話し合いをしてみてくださいね。

(ライター 三木杏奈)



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