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貯金の運用を安全にするために絶対に捨てたい考え方

読了までの目安時間:約 6分

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あなたがもしも、
上手な資産運用をしたいと考えるなら
投資に対する恐怖心を捨てることです。

また、間違えた情報も捨て、
正しい判断力を身につけましょう。

それが貯金の運用を安全にする
一番のコツなんですよ。



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「運用商品はリスクがある」というのは嘘。


私は現在、銀行に勤務していますが
お客様からよくこのような声を聞きます。


「資産運用はリスクがあるからイヤ!」

資産運用は怖い

「近所の人が、株や外貨預金で損をしたと言ってた。だから怖い」


こんなふうに、資産運用=リスク!!と考えている人。


既に損していますよ。


資産運用が即リスク…
というわけではありません


その考え方をしていると、

そもそも「お金を運用する」ということが
難しくなってしまいます。


どういうことなのか、
具体的にみていきましょう。



リスクを絶対に避けたい人に運用はできない

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確かに、値動きのある商品には
リスクがあります。

例えば、「外貨預金」であれば
「為替変動リスク」。

仮に銀行で外貨預金を100ドル預入したとします。


預入時の為替が1ドル=100円とすると
100ドル入金するには10,000円必要です。
(100ドル×100円=10,000円)


さて、数ヶ月後
1ドル=90円になったとします。

あなたの預入した100ドルを
引き出そうとすると

10,000円入金したはずなのに9,000円しか戻ってきません。
(100ドル×90円=9,000円)

さらに、ドルを預入したとき、
引き出すときには為替手数料が発生します。


手数料も入れると1,000円以上の損失になります。

これが「為替変動リスク」です。


ここで、

「元本割れは絶対にイヤ!
 元本保証がないなんてムリ!」

と、拒絶反応を示す人は、
一生上手な資産運用は出来ません。


だってもしも
数ヵ月後1ドル=110円になっていたら…?

10,000円しか預けていないのに
11,000円も戻ってきます。
(100ドル×110円=11,000円)

100万円預けても、数百円しか
利息のつかないご時世に
10%の利益は大きいですよね?

この手を使わなくしてどうする!
とは思いませんか?


でもかといって、それなら…と

「よ~し!一攫千金を狙って
退職金1,000万円で投資をするぞ!」

っていうのはダメ!絶対にダメ!なんです。



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安全な運用は少額でコツコツと始める


資産運用を始めてみようと思うなら、
まずは少額でいきましょう。

これが、貯金の運用を安全に始める
一番のコツ
です。


「少額」といっても、人それぞれ。

多少のマイナスが出た時に慌てない、
余裕を持てるくらいの金額
が目安です。


退職金1,000万円を全額、
変動リスクのある商品で運用するのは
精神衛生上、良くないですよね?


少しの値動きで
あぁ、私の1,000万円はどうなっちゃうの?
と、夜も眠れなくなり・・・


マイナス局面なのに
「毎日、毎日心配するのはイヤ!」
と、底値で換金することになります。


原資が1,000万円あるなら
最初は100万円から始めてみる。


多少マイナスになったとしても

「今すぐ必要なお金ではないし、じっくり回復を待とう」

と安心していられるはずです。
その心の余裕が重要です。


またそうすることで、マイナスの時に
投資金額を増やして購入価格を平準化する余裕も生まれますよね?
(ドル・コスト平均法)

1ドル=100円だったものが
1ドル=90円になった時に

最初に預入した金額と同じだけ
追加投資をすれば

1ドルあたり95円に緩和されます。


まとめて購入するより、こちらの方がリスク分散できます。


「投資する程たくさんの資産を持っていない」
という言葉もよく耳にしますが

大きい金額で一度に投資しないほうが良いのです。


自分の身の丈にあった金額で始めてみましょう。

資産形成中の20代~40代くらいの方なら
月に1万円~3万円程度投資に回せれば良いと思います。


また、ボーナスを50万円貰ったから
ボーナスの2割は投資してみよう。
とか。

それくらいの「心に余裕を持てる金額」から
始めることが大切ですよ。



まとめ

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繰り返しになりますが、
投資は少額でコツコツと始めるものです。

間違えた方法さえとらなければ
決して怖いものではありません。


ちなみに、運用商品だけに
リスクが存在するわけではないですよ。


どの商品にもメリット・デメリットはあります

もちろん、普通預金や定期預金にも言えること。

しっかり情報収集をして
自分に合った方法、金額で資産を少しづつ増やしていきましょう。

(ライター angie)


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