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大寒の候はいつからいつまで使える?意味と例文を簡単解説!

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「大寒の候」って時候の挨拶に
使いたいんだけど、

これっていつからいつまで
使っていいの?

知らずに使っているけれど
本当はどんな意味?

時候の挨拶って、なんとなく
例文みて適当に使って
しまうことってありますよね^^;

そこで今日は「大寒の候」に
ついてまとめてみました。



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大寒の候の意味は?


そもそも「~候」ってどういう意味?


そもそもこの「~候」というものは、

古い中国の暦で、
陰暦の一年間である360日を

72等分した単位で、

1単位は5日間でした。

だから「~の候」はその時期
5日間の事
なんですね。


ちなみに、
2単位分10日間を旬といい、

今でも一ヶ月を

上旬、中旬、下旬

と三つに分けるのもこの名残です。


読み仮名を「こう」と音読みし、

「〜というふうに季節も移り変わってきましたが」

という意味になります。


「こう」と音読みをすることから、

その前の季節を表す言葉も
音読みすることが普通です。

そして、「~の候」の後には、

続いて相手の安否を気遣う
書き出しをする
ことが作法になります。



じゃあ、大寒ってどういう意味?

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では、大寒とは
どんなに意味があるのでしょうか。

大寒とは、二十四節気の第24で、
通常旧暦の12月内を指します。

小寒から数えて15日目頃で、
冬の季節の最後の節気です。

現在の大寒は1月20日ごろ

寒さがさらに厳しくなり、
一年中で最も寒い季節になります。


小寒から立春までの
30日間を寒の内といい、
大寒はその真ん中になります。


なので、「大寒の候」は

「1年で一番寒い時期になりました」

という意味なんですね。


大寒の候はいつからいつまで使える?


さて、その「大寒の候」。

いつからいつまで使えるかというと

大寒(1月20日頃)から
次の節気である立春の前日(2月3日頃)まで


になります。


「大寒」という意味通り、

1年で最も寒い時期に使う

時候の言葉なんですよ。



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大寒の候の例文は?


時候の挨拶ですから、
「大寒の候」と表現した後に

相手の安否を気遣う文章
付け加えます。

例文を紹介しますと、
こんな感じになります。

【ビジネスの場合】
大寒の候 貴社におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
大寒の候 貴社におかれましてはますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。


【プライベートの場合】
大寒の候 皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
大寒の候 皆様お変わりはございませんでしょうか



ちなみに、安否を気遣う表現の
ポイント
については、

こちらの記事のなかでまとめています。

→新春の候はいつまで使える?

この記事では1月に使える
その他の時候の挨拶も
紹介していますので

参考になりましたら幸いです。



まとめ


時候の挨拶は、このように
短い表現の中に

暦や二十四節気などを用いて
豊かな日本の四季折々を表現し、

さらに相手へ想いを馳せて
気遣う心遣い、全てが揃っています。

とても美しい言葉ですよね。

大人として、意味をよく知って
正しく使えるようにしたいものです。


今日もお付き合いくださり
ありがとうございました。


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